日立の新社長に期待
年度が替わり、方針やら人事があちらこちらで変わっています。
私も新人ではなく、"先輩"となることで立場に変化がありました。
まだ別段変わった事はありませんが、追々影響が出てくるのでしょう。
そんな中、赤信号の灯っている日立製作所が、4月1日に新社長を発表しました。
総合電機メーカー国内最大手の日立製作所社長に1日就任した中西宏明氏(64)は6日記者会見し、新体制の経営方針として「従来よりも成長路線に重点を置きたい。M&A(買収・合併)や他社とのアライアンス(提携)を当然やっていくし、加速するだろう」との考えを明らかにした。
>>日立の中西・新社長:「従来より成長に重点」M&Aも加速
日立は去年1年で約8000億円もの大赤字を出しました。
潰れたJALの債務超過額が同じ8000億円ですから、それが如何に大きい額かは理解できます。
しかも中間期も1300億円の赤字を出していますから、09年度もまずそうですね。
後数年この調子なら本当に潰れそうです。
理経済:市場の声なき声を聞く - JALから学んだこと
Yahoo!Finance:(株)日立製作所【6501】
週刊ダイヤモンド:JAL実質債務超過額は7569億円!
加えて子会社からも火の手が上がっており、踏んだり蹴ったりです。
日立建機など好調な子会社もあるのですが、全体をカバーできるほどではありません。
新社長は原子力や水処理などに注力するそうです。
良い方向に進んでいると思います。
彼の指揮の元、日立が再び復活できるといいですね。
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