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年金積立不足は日本だけではないみたい

JAL破綻の要因として、よく年金の積立不足が言われます。
GM同様、手厚い老後を保障したは良いものの、予想通りに事が運ばず経営を圧迫する事になりました。

そんな年金積立不足ですが、悩んでいるのは日米だけでなく他の先進国でも似たような事例があるようです。

世界最大規模の銀行救済の対象となった英金融大手ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)は、時価総額との比較で見た年金の積み立て不足が、FTSE350指数の金融銘柄で最も大きい。
>>RBS年金積み立て不足、時価総額の69%-英主要金融機関で最悪

凄いですね。
RBSの時価総額は凡そ220億ポンド(3兆円)ですから、不足額は2兆円強になります。
破綻したJALの不足分は3000億円程ですから、まさに桁違いです。

富を生み出すM&A:日本航空の年金積み立て不足は3314億円

RBSと言えば総資産300兆円を越える巨大銀行で、その資産は日本郵政以上です。
公的資金はもう入れちゃいましたから、積立不足で経営が危くなった場合、なし崩し的に追加投入することになるんでしょうね。
イギリスも大変だ。

ところで、日本郵政の09年9月末総資産は303兆円です。
しかし1年前は322兆円でした。
この19兆円は何所に行ったのかと思っていましたが、どうやら借金の返済(正しくは負債の圧縮)に充てていたようです。

日本郵政グループ 中間期ディスクロージャー誌 2009 PDF

元々郵政の資産の大半は国債などの安全資産でした。
サブプライム問題で株価が下がる中、安全資産である債券は急騰していました。
日本郵政は金融危機で儲かっちゃったんですね。

ですから彼らの総資産は増大したのかなと思っていたのですが、実際はそうでもないようです。
財政面では健全になりましたから、喜ばしい限りです。

それにしても、郵政の債券保有率は凄いですね。
保有有価証券は約260兆円ですが、そのうち99.9%は国債を主とする債券です(31ページ参照)
株式はたったの200億円。

いくらなんでも偏りすぎなんじゃ(;;;´Д`)

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