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長期投資も大変なのです

投資というと、よく長期投資が良いと言われます

日本人は株や投信はあまりやりませんが、保険や不動産の形でリスク資産を保有しています。
このため長期投資を賞賛する保険会社やら不動産やらが多くいます。
最近では投信信託も増えたので其方からもチラホラ聞かれますし、質問コーナーでも結構取りあげられています。

三井生命:なぜ、「長期投資」した方がよいのですか? PDF
20年位の長期投資それとも短期投資が良いのでしょうか?(株式投資Q&A)

ご時世からか、本屋に行くとバフェットの「スノーボール」が平積みされていました。
不況をチャンスに感じる人も多いでしょうし、自身の失敗から目をそむける為に読む人もいるのでしょう。
確かに、大きな損も長期投資だからと片付けてしまえば、気が楽ですからね。

しかし現実は結構現金なもので、換金売りが相次いでいます。
また、短期のリターンを求める人が相次いでおり、経営の重荷になることがしばしばあるようです。

投資家が投資信託を保有する期間が短くなっている。1つの投信を平均でどのくらい持ち続けているかを試算したところ、2009年は3.1年となり、08年の4.5年に比べ1.4年も短くなった
>>投信「乗り換え」活発に リスク早め回避、給与減り現金化も

ローズCEO(50)は11日にインタビューに応じ、「わたしがCEOに就任した10年前には、投資家は通常、3年から5年、7年といった時間枠を持っていた。それが年々、短くなってきている」と語った。
>>さようならヘッジファンド-バフェット氏買収の米バーリントンCEO

以前は金融業が強かったので回転売買もある意味当然だったのかもしれませんが、それが下火になった今でも行われているということは、これが人間の性なんでしょうね。
やれば分かりますが、長く持つというのは結構大変なことです。
収益が低いとバカにされますし。

随分昔、「株なんて簡単だ。売らなければいいのだから」と言った人がいました。
バフェットよりももっと前だったと思います。
しかし実際にやると分かりますが、儲かっている時はいいのですが下落しだすと気持ちが滅入ってしまい、手放すこともしばしば

しかも会社が悪くて売られているのか、ただの下がっているのかは後にならないと分かりませんからね。
貰える時に貰おうとするのはある意味当然です。

長期での安定感を出す為に、ドル・コスト平均法などの手法が開発されましたが、どれもこれも欠陥が有ります。

例えばドルコスト平均法ならお金が続かないとやっていけません
色んな所でデメリットが書かれていますが、平均単価とか追加投資できないとかそんな小手先の欠陥では無く、そもそもお金が続かないという現実的な問題があります。
積立貯金と同じで結構大変なのです。

小金持ち父さんの資産設計塾(?):ドルコスト平均法は、有利なのか不利なのか

それが出来ないのは企業の人事課が証明しています。
いくら「好不況に関係なく同じ数を継続して採りたい」と思っても、中々そうはなりません。

プレジデントロイター:【人事部の告白】 激変!得する学歴、損する学歴 -1-

長期投資も大変なのです。

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