モトローラも選択と集中
携帯電話で有名なモトローラが、看板事業を放出するようです。
モトローラは11年1~3月期をめどに赤字続きの携帯機器と黒字の家庭用機器の2事業を統合。安定収益を稼ぐ業務用機器は別の独立会社とし、それぞれ株式上場を目指す。
>>モトローラが会社分割 11年春メド、携帯事業など分離
スピンオフで売上の3割が減少ですか。
思い切ったことをしますね。
前々からそんなことを言っていましたが、何時実行するんだろうと思っていました。
嵐が収まったので、やっとということのようです。
尤も実際には大株主として君臨することになるのでしょうから、すべて無くなるということはないでしょうが、それでも結構なものです。
時にはこういう苦渋の選択をしないとならないんですね。
売上が大幅減でも、利益が出ないと判断すればこのような大幅な改革も必要ということです。
日本だとこういうことをすると、社員は物じゃないとか金の亡者とか言われますが、現実はそんな情緒的ではないんですね。
ほおって置いても時間は過ぎ、社会は進んでくわけです。
安易な楽観論や家族主義は、ただただ問題から目を背けているだけにしか思えません。
問題に向き合い決断することが大事だと思います。
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