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東証がシステムの高速化をするそうです

東証が注文処理速度を大幅改善するそうです。
ネット証券もそれに対応するとか。
また無駄なことを。

東京証券取引所は2日、新たな株式売買システム「アローヘッド」を4日の大発会から稼働させることを正式決定した。システムの全面刷新は約10年ぶりで、売買注文の処理速度が最大600倍速くなる。株価の制限値幅を含む取引ルールの一部変更も、4日から予定通り実施する。
>>東証、新売買システム稼働を正式決定 4日の大発会から

世界四季報:アローヘッド

以前東証の役員に会ったのですが、その時これについて話をしていました。
随分力を入れているらしく、「新システムを稼動させます!」と宣言した時は、勝ち誇ったような、自信満々な顔をしていました。
本当はそういう問題ではないのですが…

理経済:証券取引所自体にも格差が

注文処理速度を600倍にする位なら、単元株を1桁下げさせればいいと思うのですが、それでは駄目なのでしょうか?
元々上場企業側も、単元株なんて"付き合い"でやっているんでしょうし。
注文処理の速度が上がった所で、個人には大して影響はありません。

ヘッジファンドが流動性を供給してくれるかもしれませんが、元々荒れ易い日本の相場で、この期に及んで投機マネーを入れる理由がよく分かりません。

東証で問題なのは、やたらと止まるシステムの脆弱さと、単元株が高すぎるという点です
前者は今回の改善でよくなるでしょうが、後者は全く手付かずです。

海外では100$払えば、ほとんどすべての銘柄を売買できますが、日本では1万円ではろくなものが買えません。

例えば、日本でトヨタ自動車株を買おうと思えば、証券会社に40万円持っていかねばなりません。
しかし、ニューヨークではToyota Motor株を84$で売っています。
この差は東証の単元株制度と「望ましい投資単位」から来ています。

livedoorニュース:投資単位引上げは東証の詭弁だ!

自分の貯金を5万円だけ株に投資するというのは抵抗が少ないでしょうが、いきなり40万円は抵抗があるでしょう。
しかも分散のために数銘柄買おうとすると、すぐに100万円位とんで行きます
これでは個人に敬遠されるだけで、投機マネーは呼べても投資マネーは呼べません。
相場が荒れるだけです。

お勤めが長い割にはそういうところはぜんぜんわかっていないんですね。
投資の勉強だけではなく、もうちょっとマーケティングの勉強をしたほうが良いんじゃないでしょうか?

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