中国の先物指数市場で思うこと
中国が株価指数先物の市場を開放するそうです。
台湾紙の中国時報(オンライン版)は26日、中国証券監督管理委員会(証監会)と先物取引所が株価指数先物導入の準備を完了したと報じた。中国金融先物取引所の匿名の当局者の話を引用して伝えた。
>>中国:株価指数先物導入は国務院の承認待ち-中国時報
(´-`).。oO(・・・)
どこかで聞いたような話ですね、デジャビュでしょうか?
それは冗談ですが、日本も1990年に、日本株指数のプットオプションが開放されました。
プットオプションとは、日本株が下がれば下がるほど儲かる仕組みのオプションのことです。
イメージ的には空売りのようなものです。
元々日本は実質バブルが崩壊していたのですが、このあたりを契機に文字通り転がり落ちました。
その時、外資系金融機関が随分プットオプションを購入していたようです。
バブルとは、輪の中にいる人は気付かないのに、外の人は敏感に嗅ぎ取るもののようです。
Yahoo!Finance:NIKKEI 225 (^N225)
当時の記事を調べると、やはり外資の"日本売り"は凄まじかったらしく、バブル崩壊に拍車をかけた一因と考えられているようです。
中国が同じ道を辿るかどうかはよく分かりません。
日本の90年代と比べ、市場は大きくなりましたし、中国指数を売ることも現時点で可能です。
Yahoo!Finance:FTSE/Xinhua China 25 Index
Yahoo!Finance:UltraShort FTSE/Xinhua China25 Proshares (FXP)
五輪前は明らかにバブッていましたが、最近は其処までではありません。
余程米国のそれの方が不安です。
ですから当時の日本と似ているからといって、中国経済が沈没するとは思いません。
あるいはそういうタイミングを狙っていたのかもしれません。
ご苦労なことで。
今回の市場開放はそれほど問題なく通過しそうです。
ところでこのFTSE指数ですが、上海総合にあまり連動しません。
理由は金融株が多いから。
ユナイテッドワールド証券:FTSE/Xinhua China 25 Index ETF PDF 原文
中国にバブルの火種があるとすると、地価と金融ということでしょうか?
この辺りの業種は少々危険な匂いがします。
| 固定リンク
「投資」カテゴリの記事
- 私設取引所の売買代金が15兆円になったそうだが…(2012.05.09)
- 韓国国債の現状(2012.05.04)
- 債券利回りと株価が連動しなくなった① - ドイツの場合(2012.05.06)
- 武田薬品が勝利 - 追徴課税騒動(2012.04.07)
- SNSETFの実績 - Global X Social Media Index ETF(2012.01.06)



コメント