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資本主義と社会主義② - 嗜好品と貧困国

シリーズ二回目です。
今回は世界の貧困層を見ていきます。
社会主義(広義の共産主義)では平等が旨となります。
全体が平均に近づくわけですから、最貧国がどれ程なのかを知ることは"平等"を知る上で大変重要なことです。

理経済:資本主義と社会主義① - お昼ご飯と富裕層

さて世界には1日1$以下で生活する"絶対的貧困"の人が約12億人います。
彼らはろくろく食事も出来ないどころか、綺麗な水すら飲めず、感染症などで悩んでいます。
確かに1日1$なら1ヶ月で30$ですから、水道代だけで生活費が消えてしまいます。
前回「1日1食」といいましたが、まともに1食食べられればまだマシなのです。

髪結いの亭主wの日常:12億人が1日1ドル以下で生活している。
世界銀行:世界銀行と貧困削減 PDF

しかし、知識としては知っていてもこれを理解するのは中々難しいと思います。
私もこのドキュメンタリーを見るまで、これが如何程酷いことなのか、ぜんぜん知りませんでした。

世界を動かす砂糖産業(前編) さとうきび農場の奴隷たち その1
反ロスチャイルド同盟:お薦め動画

最貧国の人々は1日1$で過ごせるようなエコな体質な訳ではなく、単純に我慢している訳です。
カイジも真っ青な労働条件です。
しかもこれが"最も貧しい国"ではないのですから驚きです。

砂糖はまさに、現代版の奴隷によって作られているんですね。
これが作成されて4,5年しか経っていませんから、おそらく状況は悪くなりさえすれ、よくなっていることは無いでしょう。

砂糖の味は奴隷の血の味なのです。
日本国内では"格差是正!"と声高に叫ばれていますが、遠い海の向こうの奴隷達は人間ではなく、家畜と同じであり、"平等"である必要なんて無いのでしょうか

もし世界が、現在の資本主義の代わりに社会主義が隆盛を誇っていたならば、皆もっと貧乏で、ひもじい思いをしていたことでしょう。
最近砂糖も随分高くなっていますが、奴隷を使って人件費を限界まで削ってこの価格です。
もしまともな人件費を払ったならば、砂糖は今の倍以上に跳ね上がることでしょう。
資源の高騰も、需要増加だけでなく供給サイドの減少も有るのかもしれません。

しかもどうやら嗜好品全般にわたっているようです。
例えば世界三大紅茶ダージリン、アルグレイ(キーマン)、スリランカの原産国は皆元イギリスの植民地です。

他にもカカオ、コーヒー、タバコ等、多くの嗜好品が、元植民地で生産されています。
この内どれだけが"奴隷"の手で作られているかはわかりませんが、フェアトレードが叫ばれることを考えると、多分似たような事が行われているのだと思います。

パレートの法則によれば世の中の8割の人はド貧乏なのですから、社会主義的に世界を平等にすれば、如何程貧しくなるかは想像に難くありません。
平等とは口で言うほど甘くはないのです。

ちょっとだけ続く…
理経済:資本主義と社会主義③ - 欲望と理想の狭間で

追記:
やはり現代版の奴隷問題は、まだ未解決のようです。

CNN:「奉公」という名の「奴隷」、搾取される子供22万人超 ハイチ

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