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ドバイショックと言われるが

数日前にドバイワールドの債務返済が滞りそうだと言うニュースが駆け巡りました。
これにより円高株安が進みてんやわんやになっております。
巷ではドバイショックなどと言われているようです。

米銀バンク・オブ・アメリカ(BOA)は、ドバイの債務問題が悪化し、「大規模な国家債務不履行」が発生する可能性があるとの見方を示した。これにより途上国は混乱に陥り、新興市場への資本の流れが断たれる恐れがあるという。
>>ドバイ債務問題、「国家債務不履行」につながる恐れ-BOA

Bloomberg:世界の国債・社債の保証コストが急上昇-ドバイの債務返済延期問題で

これについて私の考えを少しだけ書きます。

さて、結論から先に言いますが、私はこれ自体はそんなに問題が無いと思います。
理由は簡単です。
皆がやばいと思い、その問題に対して身構えているからです。

普段の生活でも言える事ですが、どんなに危険な状態であっても、それなりに身構えていれば対処できます。
勿論そういうレベルでないものもありますが、"大きな災難"は油断している時にこそ起こるものです。
以前、北海道で登山ツアーの遭難がありましたが、その時も油断が原因だったようです。
事故の原因としては、現象よりも油断の方が問題なのです。

47NEWS:リーマン破たん、冷静な対応を 与謝野氏が呼び掛け

ですから私はドバイショックそのものが問題だとは思っていません。
まして、最近失敗から学習したイスラムですから、其処まで酷い事には成らないと思います。

ロイター通信:原油価格100ドルつければ12月総会で増産も

ガルフ・ワン・インベストメント・バンクターヘルCEOも認めていましたが、原油の価格はバブル化しており、乱高下しました。
適正な価格とは程遠いものだと言っていました。
おかげで今では適正価格に寄せられる様に努力しています。
昔は高ければ高いほど望ましいという様相だったのに。

欧州が金を貸さなくても、イスラム内部で処理できるでしょう。
十分なお金も有ります。

むしろ問題なのは株価のほうです。
先進国の株価は"景気は回復している!"として一本調子で上がっていました。
其処に疑義をはさむエコノミストはいません。
新興国や資源も先進国のマネーが流入しお祭り騒ぎです。

おかげでウォール街は異様な熱気に包まれています。
たった1年前の出来事も忘れてしまっているかのようです。
愚かなことです。

理経済:咽元過ぎれば熱さを忘れる - 人間は学習しない動物
クローズアップ株式:NHKスペシャル「マネー資本主義」の動画

その油断が命取りになりそうです。

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