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2009年11月

資産バブルの行き着く先④ - インフレを輸出する

最終回の今回は、金融緩和策のもたらす害についてです。
前回までに説明したように、従来型の金融緩和策は、不況に対してほとんど意味を成しません。

お金は経済の血液ですから、大怪我をしたなら輸血せねばなりません。
しかし、輸血だけして止血や手術をせねば何の解決にもなりません。
輸血した分だけ出血し、いずれ死んでしまうでしょう。

理経済:資産バブルの行き着く先① - FDICまでTARP批判
理経済:資産バブルの行き着く先② - お金をばら撒く理由
理経済:資産バブルの行き着く先③ - 借金した結果

古今東西、多額の財政支出で国の経済が立て直せたなんて話、聞いたことがありません
皆結局最後に緊縮財政と、民の自助努力によって復活しています。
政府は止血と当座の輸血、そして自己回復出来るようそっとサポートしてくれればいいのです。
やれエコポイントだ、やれ中小企業支援だなんていっているうちは景気がよくなることなんてありません。

今話題のグリーンニュディールだって、本家のニューディール政策は失敗だったと述べる学者も数多くいます。
株価も大して反応しませんでした。

ダウ平均(1928~1937年)

Yahoo! Finance:Dow Jones Industrial Average (^DJI)

赤丸の1933年4月頃から政策が本格化しました。
一時的に大きく戻したものの、その後は横ばいでした。
しかもこのような保護主義的政策が、第2次大戦の切欠となったとする意見もある位です。
成功とは言いがたいです。

永井俊哉ドットコム:ニューディールは成功したのか

結局最後には、財政を切り詰めて社会の自己修復機能に頼るしかないのです。

Wikipedia:上杉治憲

さて、こんな失敗政策に頼っているアメリカですが、これはバブル崩壊後の日本にそっくりです。
マーケットではドルキャリートレードの話で持ちきりですが、当時の日本を考えれば、予想するのは難しくありません。

ですから、この事象は随分前から予測されていました。
米国が人為的にドル安政策を推し進めていると言う見方も有るようですが、別に誘導しなくてもドルキャリーは発生したでしょう。
最初に考えた人は独創的かもしれませんが、模倣なら難易度は大きく下がります。

為替王:ドル・キャリートレード
Wikipedia:リバースエンジニアリング

これにより、数年前の円キャリートレードが横行した時のようなことが起こるでしょう。
当時、円は世界に確実に流出していました。
それを資金源に資源や新興株、そして土地へと振分けられました。
中国の人件費が「世界にデフレをばら撒いた」と言われましたが、日本はその金融政策で「世界にインフレをばら撒いた」と言えます。

こちらの図は円キャリートレード全盛期に、一体どれだけの円が世界に流出したかを示しています。

円建て対外債務残高

内閣府:日本経済2006-2007 コラム5-1 円キャリートレード

勿論、実際には銀行だけでなくFXや企業間の借款も有るでしょうし、銀行がレバレッジをかけたりするでしょうから、更に数倍の額にのぼるでしょう。
本当のところはどれだけなのか分かりませんが、少なくとも100兆円位は国外に流出したと思われます。

おそらく、円キャリー同様ドルキャリーは数年続き、ドル安による米国輸出企業の復活と、新興国や資源への資金流入が起きるでしょう。
そして肝心の米国経済は日本と同様、だらだらとした回復を見せつつも、国民の景況感はサッパリ上がらないような状況が起こると思います。

菅副総理は「デフレ宣言」をしていましたが、デフレで済めば御の字と見るべきでしょう。
多分、日本はドルキャリーのとばっちりを食らって、軽いスタグフレーションみたいな状況になるでしょう。

借金に頼った政策は、何一つ良い事を残さないのです。

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ドバイショックと言われるが

数日前にドバイワールドの債務返済が滞りそうだと言うニュースが駆け巡りました。
これにより円高株安が進みてんやわんやになっております。
巷ではドバイショックなどと言われているようです。

米銀バンク・オブ・アメリカ(BOA)は、ドバイの債務問題が悪化し、「大規模な国家債務不履行」が発生する可能性があるとの見方を示した。これにより途上国は混乱に陥り、新興市場への資本の流れが断たれる恐れがあるという。
>>ドバイ債務問題、「国家債務不履行」につながる恐れ-BOA

Bloomberg:世界の国債・社債の保証コストが急上昇-ドバイの債務返済延期問題で

これについて私の考えを少しだけ書きます。

さて、結論から先に言いますが、私はこれ自体はそんなに問題が無いと思います。
理由は簡単です。
皆がやばいと思い、その問題に対して身構えているからです。

普段の生活でも言える事ですが、どんなに危険な状態であっても、それなりに身構えていれば対処できます。
勿論そういうレベルでないものもありますが、"大きな災難"は油断している時にこそ起こるものです。
以前、北海道で登山ツアーの遭難がありましたが、その時も油断が原因だったようです。
事故の原因としては、現象よりも油断の方が問題なのです。

47NEWS:リーマン破たん、冷静な対応を 与謝野氏が呼び掛け

ですから私はドバイショックそのものが問題だとは思っていません。
まして、最近失敗から学習したイスラムですから、其処まで酷い事には成らないと思います。

ロイター通信:原油価格100ドルつければ12月総会で増産も

ガルフ・ワン・インベストメント・バンクターヘルCEOも認めていましたが、原油の価格はバブル化しており、乱高下しました。
適正な価格とは程遠いものだと言っていました。
おかげで今では適正価格に寄せられる様に努力しています。
昔は高ければ高いほど望ましいという様相だったのに。

欧州が金を貸さなくても、イスラム内部で処理できるでしょう。
十分なお金も有ります。

むしろ問題なのは株価のほうです。
先進国の株価は"景気は回復している!"として一本調子で上がっていました。
其処に疑義をはさむエコノミストはいません。
新興国や資源も先進国のマネーが流入しお祭り騒ぎです。

おかげでウォール街は異様な熱気に包まれています。
たった1年前の出来事も忘れてしまっているかのようです。
愚かなことです。

理経済:咽元過ぎれば熱さを忘れる - 人間は学習しない動物
クローズアップ株式:NHKスペシャル「マネー資本主義」の動画

その油断が命取りになりそうです。

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資産バブルの行き着く先③ - 借金した結果

旅行に行っていた関係で随分間が空いてしまいました。
資金供給の駄目さを示そうとするシリーズです。

理経済:資産バブルの行き着く先① - FDICまでTARP批判
理経済:資産バブルの行き着く先② - お金をばら撒く理由

経済学の教科書に真っ向から反対するような意見ですから、ゆっくり書いても大丈夫だろう、と思っていたのですが、日経新聞のコメンテーターが同じことを言い出しました。

BizPlus:何故、超緩和策でデフレ脱却ができないのか

最近日経とネタが被りますね。
パクられてるのかなww
だったらヤフー先生やまぐまぐ先生みたいにブログ宣伝してくれ(笑)

さて、(半分)冗談はさておき、本題に入ります。
主題は金融緩和の効果についてです。

日本は借金と言う代償を支払って、多くの金融緩和をしてきました
しかし、その割にはそれほど効果は無かった、と言うのが私の意見です。
株価は上がらず、地価も上がらず、不良債権問題は棚上げされ、ぶっちゃけ何の効果もありませんでした。

理経済:静かなるキャピタルフライト① - 歴史のおさらい

こちらは日本の大よその"地価総額"です↓
以前はパーセントでしたが、今回は金額ベースです。
縦軸が兆円であることに注意してください。

地価総額の推移

内閣府:平成19年度国民経済計算-(1)国民資産・負債残高

あくまで日本国民と日本国の保有する地価の総額なので、外国人の保有分は入りません。
しかし、日本の不動産業界は閉鎖的で外国人は賃貸でも苦労するそうですから、ほとんど無視できるレベルと思われます。

これを見ると、90年の総量規制以来、延々と下げています
05年の最安値と比べると、実に1200兆円が吹き飛びました
この間政府は住宅ローンを借りやすくしたり減税したりと、あれこれ対策をしました。
しかし結果はこの通りです。

日経トレンディ:「過去最大級」住宅ローン減税の活用術

最近では底打ち感は出ているものの、今まで積み増した数百兆円分の借金を考えると、本当に意味があったのか、怪しいものです。
借金を積み増していた~05年までは地価が下がり続け、借金を止めた途端に上昇に転じるとは、皮肉なものです。

債務残高の国際比較

財務省:債務残高の国際比較

こちらは消費者物価指数の上昇率です。
地域振興券などで必死に消費刺激策をしましたが、効果があったようには見えません。

日本の消費者物価指数上昇率

フィッチレーティングス:日本の財政:景気後退とデフレで中期的なリスクが高まる (無料会員制)

レポートによると、微妙に上昇して見えるのは生鮮食品とエネルギーの上昇によるもので、これを除くと「1998年9月以降、前年同月比で平均マイナス0.4%となっている」そうです。
世界が好景気だったことを考えると、いくらなんでも低すぎます。

このようなデータから、私はジャブジャブ資金を投入する従来型の経済対策は、意味がないどころか害すらあると考えています。

ちょっとだけ続く…
理経済:資産バブルの行き着く先④ - インフレを輸出する

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韓国放浪記④ - NANTAと夜のソウル

さて最終回の今回は、夜のソウルです。
夜の韓国は屋台の町です。
いたるところに屋台が並び(多分無許可)が大量に並んでいます。
面白いのは、皆買った食べ物をその場で立ち食いし、使ったくしなどを戻しているところ。
どうやら韓国では普通のようです。

理経済:韓国放浪記① - 仁川国際空港
理経済:韓国放浪記② - ソウルにて①
理経済:韓国放浪記③ - ソウルにて②

また、屋台が活発な為かソウルは全体的に不夜城状態です。
韓国はマックもロッテも24時間です↓。

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ついでにATMも基本24時間だとか。
時間制限が有るのは休日位だそうです。

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暫くソウル市内をぐるぐる回った後、韓国旅行で定番の「NANTA」を見に行きました。
言葉は分かりませんでしたが、元々言葉をあまり必要としない劇として作成されている為、全く問題になりませんでした。
こちらはNANTAの出演者↓
日替わりのようです。

Img_0413

実は日本人の出演者もいます。
そのためか、NANTAのmixiコミュも有ります。

Img_0414

mixi:韓国のナンタ~NANTA

感想は…、非常に面白かったです。
ストーリーが一貫している上に、それが言葉なしでも伝わります。
ぶっちゃけシルク・ド・ソレイユより面白かったです。
観客を巻き込むと言う高度な荒業も見せてくれ、おそらくリピーターでも面白い劇でしょう。

観客を巻き込むのは、見た目以上に大変だと思います。
段取りを知らない観客が、俳優達が思った通りに動いてくれるとは限りません。
更に反応が定的では無い為、客の熱気に応じて変えねばならないため、至難の業でしょう。
個々の技術力はシルクの方が高いでしょうが、トータルで見るとNANTAの方が面白いです。

夕食は近くにあった料理屋で食べました。
日本人の為なのか、ほとんどの料理が写真付きでした。
こちらが夕食↓
滅茶苦茶辛いです。

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韓国ではなぜか毎回甘ったるいおしんこが出てきますが、あれは辛さを緩和する為なんですね。
ホテルに帰ってテレビをつけてみます。
韓国語は分かりませんが、雰囲気だけでも。
と思いきや、クレヨンしんちゃん(韓国語版)がやっていました↓。

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韓国の若者の間では、こういった日本的文化を表現したアニメが人気だそうです。
サザエさんとか売り出したら人気が出るかもしれませんね。
なお、韓国の番組は70チャンネルくらい有ります。
地デジ化していなそうなブラウン管テレビでも点きましたから、きっと前からなのでしょう。

韓国旅行はこんな感じでした。
結構面白かったです。
折角の円高ですから、この際言ってみてはどうでしょうか?

常に言える事ですが、世の中適者生存なんです。
環境の変化に愚痴を言っても仕方がなく、今の環境を120%活かした生物が生き残るんですね。
柳井ファストリ社長が言っていたことは、そういうことなんだと思います。

なお、韓国の経済については1,2回に分けてじっくり書こうと思います。
海外旅行なんて今まで行った事がなかったので、ちょっと書きすぎてしまいました(;´▽`A``

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韓国放浪記③ - ソウルにて②

今回から地下鉄に乗ってソウル市内をうろつきます。

理経済:韓国放浪記① - 仁川国際空港
理経済:韓国放浪記② - ソウルにて①

地下鉄に乗ってソウルの中枢に移動です。
ホームに下りてまず驚いたのは、電光掲示板です。

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単に次の電車を示すだけでなく、ニュースや宣伝を行っています。
こういったものはデジタルサイネージ(電子広告)と言われ、俄かに注目を集めています。
今度これについて提案をしようと思っていましたが、韓国に先を越されてしまいました。

面白いのは広告や天気だけでなく、株価や為替も掲示していると言うこと。
どうやら個別株まで出る時があるようです。
後で書きますが、韓国では投資への関心が高いようで、こういった光景をよく見ました。

また面白かったのはこちら↓の自販機です。

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お値段なんと300ウォン(≒23円)
量的にも結構あります↓。
安いものでは200ウォンなんてものも有ります。

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電車が着いたので移動します。
車内にも電子広告がありました↓。
OSはXPらしく、スタートバーが出ています。
一両に2箇所(画面数は8)有り、山手線のように両サイドにも数箇所有ります。

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話はそれますが、サラ金の広告(紙媒体)が有りました↓。
よく見ると下の方に金利らしきものが載っています。
その率なんと16%~48.54%(多分年率)
日本よりも政策金利が高いとは言え、これは凄いですね。

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OKWave:韓国政策金利の推移
韓国の政策金利:예금금리

さて、地下鉄で韓国版霞ヶ関に到着。
名前はハングルなんで覚えられませんでした(;´▽`A``
↓韓国の合同庁舎。

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市内をグルグル周り、スタバで一服。
物価の安い国でしたが、スタバは日本と同じぐらい取られました。

韓国はプレートの上に乗っている為、地震があまりありません
このため高層ビルや変わったデザインのビルが多かったです。
適当にぐるぐる回り早めに夕食(プルコギ)を食べました。

とっぷり日も暮れ、夜のソウルを歩いて周りました。
ソウル市内は夜でも二人組みの警官がうろうろしており、治安はかなり良いです。
大通りなら夜中に1人でうろうろしていても襲われないので、とてもありがたいです。

続く…
理経済:韓国放浪記④ - NANTAと夜のソウル

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韓国放浪記② - ソウルにて①

韓国放浪記第2話です。
今回からソウル市内に突入です。

理経済:韓国放浪記① - 仁川国際空港

インチョン空港を出て、車でソウル市内に向かいます。
こちらの写真はインチョン入り口付近です。
奥に見えるのは、空港と市内を結ぶ電車です。

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ソウルまでの道のりは、車で3,40分程です。
韓国人の運転は結構荒く、マニュアル車だとガクガク揺れます。
偶々運転手が荒いのかと思いましたが、その後の体験で、全体的に言えることのようです。

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↑こちらはソウルへ向かう時の風景です。
手前に見えるのは干潟で、潮の干満で土地の広さが変わります。
インチョン周辺では、奥に有るようなコンビナートが多数有ります。

また、韓国の車の多くはヒュンダイ製でした。
"KIA"自動車も多く有りましたが、11年前の韓国危機を切欠にヒュンダイに買収されました。
このため韓国国内の自動車の7割はヒュンダイ製だそうです。

他にも双竜自動車が有りました。
会社は1割ほどで、レクサスや黒塗りのベンツなど如何にも高そうなものしか走っていません。

↓韓国の教会。
韓国は3割強がキリスト教徒、2割強が仏教徒だそうです。

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ソウルに着くと、ちょうど昼だったので食事を取りました。
お昼はジャージャー麺を食べました。↓

Img_0373

味はハヤシラーメンといったところ。
辛くなく、どちらかと言うと甘いです。
これで3500ウォン(≒270円)はお得。

近くにあったポスト↓。
国が変わればマークも変わります。

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ソウル市内は地上はバス、地下は地下鉄で住み分けられています。
このため地上を走る電車は、唯一空港からの物を除いて、一度も見ませんでした。
地上のバスは運転が荒くいつもクラクション鳴っている為、ちょっと乗り難いです。
なので地下鉄へ。
韓流ブームの影響か、切符は日本語でも買えます。

↓こちらは韓国版SUIKAの「T-money」。
一枚3000ウォンでカードを買い、1000ウォン単位でチャージします。

Img_0375

本国の人は携帯ストラップ位の大きさのICタグを使っています。
カード式は一般的ではないようです。
このカードはSUIKAと似たような構造をしているようで、同時に翳すと干渉してしまいエラーが出ます。
また日本と違い、1回エラーが出ると駅員に処理してもらわないといけません。
日本と同じ調子で実験したため、結局事務員を呼ぶ破目になりましたsweat02

↓こちらが韓国の改札です。
回転する棒とカードをスキャンする台が違う為、知らないと失敗します。

Img_0387

続く…
理経済:韓国放浪記③ - ソウルにて②
理経済:韓国放浪記④ - NANTAと夜のソウル

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韓国放浪記① - 仁川国際空港

3連休を利用して韓国に行ってきました。
飛行機で2時間と北海道並の近さで、物価も低め。

更にサムスンLG等が幅を利かせ始めています。
折角なので自分の目で見てきたいと思い、行ってきました。
今回はそのレポートです。
なお、冬ソナ縁の地とか観光スポットは大して回っていませんので、そういう話が聞きたい方は他にいったほうがいいと思います。

さて、まずは日本の成田を出発します。
日本は快晴のため、空からの景色も期待できます。

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気流も安定しておりほとんど揺れませんでした。
フライト時間が短い為、写真を取る機会がほとんどありませんでしたが、空から見えた富士山を撮影できました↓。

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適当に軽食を食べて読書。
程なくして、最近話題の仁川(インチョン)国際空港に到着します。
まず第一声は「広い!」でした。
実感としては成田の4倍くらいでしょうか。

Img_0452

成田は向こうの山が見えましたが、インチョンでは霞んでいます。
しかも周りは既に国有地(現在はゴルフ場)なので、いざと言う時は更なる拡張も可能だそうです。
フライトアテンダントに聞いたところ、世界的なハブ空港、例えばJFK(ニューヨーク)やヒースロー(ロンドン)はさらに大きいそうです。
成田はかなり小さいそうです。

世界四季報:世界の空港発着回数ランキング
世界四季報:成田空港・羽田空港・関西空港・仁川空港の比較

帰国後に航空写真を比較してみると一目瞭然です。

仁川空港と成田空港の比較

上がインチョン、したが成田です。
縮尺は同じにしてあります。

また、世界中の人が来ることを想定している為かこんなもの↓までありました。

Img_0455

無宗教な日本では考えられませんね。
残念ながら入れなかった(色んな意味で)ため中がどうなっているか分かりませんでしたが、まさに"国際空港"と言えます。
他にも入国審査+税関が極端に速い等、中継空港としての条件が揃っています。

空港内での言語は韓国語ですが、基本的に英語は何所でも通じます。
更に日本語も喋れるトライリンガルもかなりいるようです。
何所の部署でも1人くらい日本語が通じます。
もしかしたら中国語も話せる"クヮドリンガル"もいるかもしれません
英語で話したら日本語が返ってきてガックリorz

また流通通貨も凄まじく、韓国ウォンだけでなく日本円や中国元等も通用します。
こちらは空港内のロッテリアで見た掲示です↓。

Img_0458

ぶっちゃけ成田の両替所で交換するよりおいしいレートです。
成田の両替所(みずほ)では100円=1630ウォンでした。
ぼられたくない人は韓国で両替しましょう。

さて、インチョン空港は政府の影をひしひし感じました
かなり政策的に作られています。
インチョンからソウルまでは電車で30分程度と長いですが、空港周辺の島々を"Incheon Free Economic Zone"として開発中です。
開発が完了すれば10分程度で国際会議場や企業本社にアクセスできるようになるそうです。

日本では成田か羽田かで揉めていますが、こういう光景を見るとそんな悠長なことを言っている場合ではないと感じます。
羽田でも関空でも良いですが、兎に角"他国に通用する"空港を開発することが必要です。
柵が多く、百姓上りで土地に執着する日本では難しいことなんですかね?

続く…
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理経済:韓国放浪記④ - NANTAと夜のソウル

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お知らせ

所用で忙しくなる為、二、三日ブログ更新をしません。
読者の皆様には申し訳ありませんが、ご了承ください。
週明けくらいから再開しますので。

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このニュースが面白い - ザ・ゴールデンアワー

最近見つけた面白いニュース(?)番組です。
TOKYO MXというマイナーなテレビ局でやっていますが、他のマンネリなニュースと違ってとても面白いです。

ザ・ゴールデンアワー
Wikipedia:ザ・ゴールデンアワー

何が面白いかと言うと、外国人コメンテーターのコメントです。
普通コメンテーターと言うと、有名なエコノミストや評論家が多いですし、ほとんどが日本人です。
しかしこのニュースは極普通の一般外国人です。
このため"同じ目線"で日本の客観的な姿を見ることが出来ます。

例えば昨日話題となった汚職度ランキング

ビジネス i :汚職指数 180カ国・地域調査 日本の清潔度、17位に改善

こういうネタが上がると、芸能人や評論家は「日本人はどうのこうの」、エコノミストは「日本の社会主義的な構造が…」となります。
しかしこの番組のコメンテーター(コンゴ出身)は「日本はまだ良いヨ!うちの国は汚職した金は全部ヨーロッパイッチャウヨ!国には何にも残らないネ」といっていました。
一言で汚職といっても、国内に還流されるか国外に流出するかで随分受け止め方が違うようです。

また、靴の修繕についても話題が出ました。
最近は不況の為、新しい靴を買わず、修復して使うことが多くなっています。
これに対し外国人勢が大いに賛同しました。

「日本人はお金があるのに、何であんなみすぼらしい靴はいてるの?」(メキシコ)
「靴のかかと潰してる人とかいるけど、本当に信じられない!」(フィリピン)
「うちの国じゃ裸でも靴がいいものなら高貴な人と思われるのに!」(コンゴ)

海外では一足10万円位するいい靴を、努力して一足は買うそうです。
それを毎日毎日入念に手入れをして、10年くらいは使うそうです。
フィリピン出身のコメンテーターは「自分は教会に行く前に、顔が映る位ピカピカにしてから行く。でも日本の学校に行くときにそれをしたら、友達に笑われた」と述べました。

文化の違いは複雑で根深いですが興味深いですね。
この意見に他の外国人コメンテーターも大いに賛同しました。
日本でも「足元を見る」といわれ、昔からお金と需要のバロメーターになっていましたが、これは世界共通のようです。

こういった反応やコメントはとても新鮮です。
日経新聞を開いても、ニュース9を見ても中々得られない情報です。
非常に稀少で価値ある情報だと思います。

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今日で一年

当ブログが出来て、今日で一年です。
ちょうど去年の今日にこのブログが出来ました。
su-Zさんに誘われて入ったこの分野ですが、思えばいろいろなことがありました。

記念すべき第1回↓

理経済:所信演説

当初は読者が4名しかいなかったのですが、今では1日100人以上の方々に読んでもらえます。
ありがたい限りです。
特に昔からのリピーターの皆様には頭が上がりません。

Photo_3

これからもご愛好の程、よろしくお願いします。
m(_ _)m

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資産バブルの行き着く先② - お金をばら撒く理由

シリーズ2回目です。
今回は、「そもそも何故お金をばら撒くのか」について語ります。

理経済:資産バブルの行き着く先① - FDICまでTARP批判

昨今、景気の後退を受けて世界各国が様々な補助金政策を取っています。
身近なものではエコポイントや定額給付金が有ります。
今度は住宅版エコポイントを画策中と言う話まで有ります。

その他にも、見え難いところで銀行への資金注入が有りました。
何故銀行に資金を入れたかというと、信用創造を滞り無く遂行させる為です。
銀行が貧乏になると、貸し出しを通じて多くの人が貧乏になるからとされております。

理経済:何故銀行を救うのか?① - 信用創造の仕組み

一般にお金の総量が減ると、不況になるとされています。
これを貨幣数量説(マネタリーベース)と言います。

社会に流通している貨幣の総量とその流通速度が物価の水準を決定しているという新古典派経済学の仮説。物価の安定には貨幣流通量の監視・管理が重要であるとし、中央政府・通貨当局による通貨管理政策の重要な理論背景となっている。
>>貨幣数量説

証券用語辞典:マネタリズム

大雑把に言えば、「世界のお金が半分になれば、みんなの給料が半分になり、物の値段も半分になるだろう。企業の利益も半分になるだろう」という事です。

このよう場合見た目の所得が減る為、消費者は節約志向になることが多いです。
所謂デフレスパイラルです。

デフレスパイラル

こうなると景気が目に見えて後退します。
政府にとって、税収減や支持率低下につながる為、何とかしようとしますし、中央銀行もその役割から何とかしようとします。

そこで、「お金が減った所為で不況になったのだから、お金を増やせば好況になるだろう。お金を倍にすれば(きっと)給料も2倍になる」と考え、お金を生めよ増やせよで量産します。
案外安直ですね。
中央銀行は一般の銀行を通じてこれを推し進め、政府は"景気対策"を通じて実行します。

日本は89年頃から景気が翳り始めたため、大量の資金供給や景気対策によって何とか景気を回復させようと考えました。
公共事業の増加やりそな銀行等への資金注入がそれです。
不況下では失業者が溢れる為、公共事業を受け皿にするのが昔からの恒例です。
ピラミッド公共事業説なんてものまで有ります。

しかし、その代償として大量の赤字国債を発行させることとなります
日本はこの経験を活かし、「大事になる前に景気対策した方が良いよ!」と米国にプッシュしました。
米国も真に受けて、銀行への資本注入と大規模景気対策を行いました。

問題はこれらの効果です。
私は、これ等一連の効果はほとんど無かったと考えています。

続く…
理経済:資産バブルの行き着く先③ - 借金した結果
理経済:資産バブルの行き着く先④ - インフレを輸出する

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最近見つけた絵描きさん

最近pixivで見かけた上手な絵師さんです↓
たまたま新着イラストに上がっていたのを絵を見てファンになりました。

Forest of magic

絵師"さくらんちュ"さんのサイトです。
絵を転載する著作権侵害になるので、興味のある方は覘いて見てください。

右側のちぇん時計の作者、ここてつさんもそうですが、個人的に柔らかい感じ、少しぼかした感じの絵が好きです。
あと自然な感じの表情も好きです。
表情で印象全体の半分ぐらい決まると思っています。

理経済:時計を付けてみました。

私自身は絵がかけるわけでも無く、小学生の絵よりも酷いです。
ロゴを作るとか言っておきながら普通に挫折。
上手い人が羨ましいですね。
無論それだけ努力をしているのでしょうが。

今後もいい絵を書き続けて欲しいです。
オーエンしてます ガン( ゚д゚)ガレ

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資産バブルの行き着く先① - FDICまでTARP批判

今週も米国の地銀が2行潰れました。
これで今年123行目です。
幸いイベリアバンクによって救済買収されましたが、そもそもこのイベリアバンク自体規模が小さいので、何所まで既存部分を助けられるかは疑問です。
今回は現在の資金供与によって世界と日本がどうなるかについて考えます。

これを聞いて怒りを露にしたのが、預金保険公社FDICのシーラ・ベア総裁です。
非難の対象はポールソン財務長官(当時)が行った公的資金注入(TARP)です。

ベアー総裁は「われわれは財務省にこうした資本注入をやめさせようとすることができただろう」と振り返り、「後から考えると、恐らく賢明なことではなかった。ただ当時は適切な措置のようにみえた」と述べた。
>>FDIC総裁:金融機関資本注入へのTARP活用、世間の反発招いた

銀行員と中小企業の人数では、比較になりませんからね。
いくら経済学的に正しいとは言っても、救う対象を間違えると不満が噴出します。

理経済:何故銀行を救うのか?④ - 銀行なんて放っておけ

元々資金不足が伝えられており、FDICまで潰れるのではないかと噂されていました。
FDICの保険カバー率は08年初頭から急激に減っています
預金残高は横ばいですが、あまりに破綻が多いので、お金がぜんぜん足りません。
政府が銀行助ける為の公社なのに、政府に借り入れを検討している始末です。

Fdic

Walk in the Spirit:管理はどこまで続くのか、NKとFDIC
Bloomberg:【コラム】米預金保険基金枯渇なら納税者にもリスク

いつの世でも、その時の困難を乗り切るためにあらゆる手段を使うものです。
そしてその手段は大概"良さそうに見える"もの。
低金利化、資金供与は確かに良さそうに見え、私も当時は賛同していました。
金利を固辞するECBも非難しました
しかしその後の展開から、むしろECBの方が正しかったようです。

ユーロ圏マネーサプライ推移

わかるFX:ECBは政策金利を1.00%に、非標準的政策と今後
世界四季報:マネーサプライ

米国のマネーサプライとはえらい違いです。
借金を積み増してでも銀行を救ったのはやはり失策と言わざるを得ません。
たしかにGM等にもお金を出しましたが、資金量が桁違いです。
他を救済すればもっとマシな結果が出たはずなんですが、今から言ってももう遅いですね。

続く…
理経済:資産バブルの行き着く先② - お金をばら撒く理由
理経済:資産バブルの行き着く先③ - 借金した結果
理経済:資産バブルの行き着く先④ - インフレを輸出する

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簿記を受けてきた - 粉飾と節税を学ぶ

簿記2級を受けてきました。
今回は落ちたっぽいですorz
工業簿記がぜんぜん分からない…

売買の出入りを示す商業簿記のほうは余裕だったのですが、原価などを示す工業簿記がさっぱりで壊滅的でした。
会計に工業簿記はいらんだろww
すいません、負け惜しみです。

それにしても、本当にこんなことを教えて良いんでしょうかね?
委託販売とか粉飾決算以外に何に使うのか悩んでしまいます
勿論まともな使い方も有るのでしょうが、心無い使い方がいくらでも出来そうなくらい穴が有りました。
複雑な体系であれば有るほどチェックも難しくなる為、抜け道が出来てしまうんですけどね。

簿記を学んで色々分かりました。
企業を外から見る会計学と違い、簿記は企業を中から見るため企業内の資金循環が分かります。

例えば税金です。
日本では大企業には世界トップクラスに高い税率をかけていますが、目が届かない中小企業では7割が払っていないと言われています。
所謂節税です。

例えば減価償却です。
会社が社屋を買うと、減価償却によって払った分をまるまる税還付させることも可能です。
また会社が株を売買した場合、損金扱いなのでその分税金が還付されます。
仮に株価が下がっても評価損として損金となるため還付されます。
貸し倒れ引当金の繰り入れも損金です。

結局何のかんので見かけ上の利益を減らし、税金を払う必要が無くなります
しかも赤字になったら青色確定申告とかで次年度に繰り越せるとか。
上場企業ならまだしも、小さな会社は知らせる必要が無い為グレーゾーンです。
サラリーマンとしてまともに税金を払うのがアホらしくなります。
ペーパーカンパニーでも作るか。

また委託販売や本支店勘定を使って粉飾決算も出来ます
例えば、本店が支店に…
やばそうなのでこれはまた今度。

と、まあ3級レベルでその位の事が思いつくのですから、1級とかはもっと凄いんでしょうね。
賢いものが得をするのは世の常ですが、ちょっと不公平ですね。
国がこういう資格を設けて学習を奨励するのが、太っ腹なのか危機感が無いのか国民をなめているのか分かりませんが、税務署に騙されたくない方は学んでみることをお勧めします。

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クラウドコンピューティングを活用する③ - 環境設定のあれこれ

シリーズ三回目です。
今回は特にプライベートクラウドの有効活用法についてです。

理経済:クラウドコンピューティングを活用する① - クラウドの欠点
理経済:クラウドコンピューティングを活用する② - プライベートとパブリック

さて、プライベートクラウドを使うとメールなどの基幹機能を守りながら、個々人のPC負担を軽くします。
ここでコストカットできます。

また、初期設定を省けます。
パスワードやPOPの設定も、知らない人には結構大変です。
メーラーの初期設定は、ソフトによって区々な上に、例えばHTML設定を解除する、メールのルールを設定して自動仕分けするなど、小技も複数存在します。

パソコンの知って得する小技集(Outlook Express 6 編)

これ等は知らないと出来ないことですし、知っている人にとっては簡単に出来てしまいます
私も初めてやったときは半日くらいかかりました。
セキュリティ上も個人に任せることが無いので、アップデートミスとかリスク無くなるでしょう。
アップデートも結構時間がかかりますし。

この初期設定が深い意味を持つのは、IT企業です。
IT企業の場合、様々なプログラムを書くわけですが、これがどの環境で書くかによって使えたり使えなかったりします。

例えばJavaの場合、Java1.4ver.なのかJava5.0ver.なのかで、読める読めないが有ります
仮に5.0で作ったとして、もしユーザーの中に1.4の人がいたら、その人は使えないことになります。
普通、自分のJavaのバージョンなんて知りませんから、「どーなってんだ!」と苦情が来ます。
あなたのPCの所為なのですが…

Sun:Java 2 Platform Standard Edition 5.0 の互換性

特にJavaはWebページでよく使われているため、見られないとよく文句が来ます。
皆さんも、右下にこんなマーク↓が出たことはありませんか?

Java

Javaアップグレードガイド

ちなみに、バージョンはコマンドプロンプトから確認できます。

javaのバージョン

このため、初期の段階でどの程度の環境で作るのかを相談して決めます。
作り難いからと、勝手にここから抜けることは許されません。
逸脱するとバグになります。

それなら初めからクラウドで統一しておけば、誤って逸脱することもありません。
また言語や、エクリプスなどの開発ツールは環境設定がかなり面倒で、使えるようにするだけで2,3日かかりました
皆同じ思いをして時間を無駄にするでしょうから、人件費もバカになりません。

さらに、システム上の問題も複数有り、これの解決も大変です。
例えばJavaのバージョンで、javacバージョン>javaバージョンになると、実行時にNoClassDefFoundErrorが出てしまいます。
オラクルDB等を先にインストールすると、環境パスが変わってしまい、勝手にダウングレードされたりします

Javaのversionが、1.4.2 ⇒ 1.3.1_01へ?

こんなのも知っていればなんてこと無いのですが、知らないと解決に時間がかかります。
専門チームを作り一括管理すれば解決が容易になります。

さらに、開発では出来上がったソースコードのバージョン管理も大変です。
AさんとBさんが独立して開発したとき、知らずにファイル更新とかすると、上書きによって先祖返りしてしまいます。
誰が、何時、何所を、どれだけ変更したかを逐一把握するのは、規模が大きければ大きいほど難しくなります。

だったらクラウド内に、仮想化で個々のローカルドライブを割り当て、皆そこで作業すればいいのです。
これならログが取れますから、管理も楽ですし、アドレスの打ち間違いによるエラーも無くなりますし、テスト環境の設定も切り替えるだけです。

Photo

HDDもCPUもOSも、ほとんどいらなくなるのでPCの性能は悪くても構いません。
小型化軽量化省電力化も簡単になります。
少なくとも開発をするだけならこれで十分対応できます。

このようにクラウドは様々な可能性が考えられます。
特に皆で足並みを揃え、何かをせねばならないときにはとっても使い勝手が良いです。
今後の発展は見ものです。

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ツイッターが重い…

最近やり始めたツイッターですが、なんだか豪く重く感じます。
サーバーの調子でも悪いのでしょうか?
一言つぶやくのに2,3分かかるのはちょっと異常です。
携帯からつぶやく人も多いそうですが、こんなんで本当に出来るんですかね?

元々PCの処理で面倒なのは、テキストなどの小さなファイルです。
一つ一つの容量はとても小さいのですが、それが集積することで、処理が大変になります。
ちょうど大きい荷物と一枚一枚の仕事用資料のような関係です。
机の上に何気なく置いておくと、後で大変なことになります。

コンピューターにおいても、C言語用開発ツールやJAVA用ツールは解凍やダウンロードに結構時間がかかります。
容量的には数十M程度なのに、解凍するのに1時間以上かかることもありました。
APIとかの細かいテキストが数百、数千個ありますから、処理が大変です。

JavaTM 2 Platform,  Standard Edition, 1.4.0 API仕様

ツイッターも、このような細かいファイルがサーバー内に大量に蓄積されていると思います。
また、一言つぶやく為に接続し、終わったら切断するわけですから、これもサーバーにとっては負担でしょう。
アクセス数が多いのも考えものです。

暫くは携帯電話でつぶやくのは根気が要りそうです。
私の携帯はパケット代が高いので当分「なう」とか「RT」は使え無そうです。

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確定申告でちょっと思った事

もうすぐ09年も終わりです。
うちの会社でも年末調整の紙が配られました。
2月からは確定申告も始まります。
今年は社会人になって初めての確定申告です。

学生時代も投資をしていた関係で申告をしていましたが、当時は給与所得が無かった為、海外株で損をしても損のままでした。
しかしよく考えてみると、雑所得所得税も全部まとめて総合課税なんですから、株の損失分だけ還付金が有るということでしょうか?

これは思わぬ幸運ですね。
逆に日本株だと分離課税ですから所得税分は戻ってこないんですね。
あれ?じゃあ楽天など日本の証券会社経由で海外株やETFを買ったらどうなるんでしょう?
また為替差損分は企業みたいに評価損とかどうなるんでしょう?

今まではそもそも税金らしい税金を払っていなかったので考えたこともありませんでしたが、今後は考えなければいけません。
所得税分は株で損してもOKなのですから、それも考えて売買しないといけません
勉強せねば。

2 対象となる所得

 総合課税の対象となるのは、次の所得です。

(1) 利子所得(源泉分離課税とされるものを除く。)

(2) 配当所(泉分離課税とされるもの確定申告をしないことを選択したもの及び、平成21年1月1日から支払を受けるべき上場株式等の配当について、申告分離課税を選択したものを除く。)

(3) 不動産所得

(4) 事業所得(株式等の譲渡等による事業所得を除く。)

(5) 給与所得

(6) 譲渡所得(土地・建物等及び株式等の譲渡等による譲渡所得を除く。)

(7) 一時所得(源泉分離課税とされるものを除く。)

(8) 雑所得(株式等の譲渡等による雑所得源泉分離課税とされるものを除く。)

(注) 上記(3)、(6)及び(8)に係る所得の計算において、一定の先物取引による事業所得、譲渡所得及び又は雑所得については、他の所得と区分して申告分離課税の方法により所得税が課されます。

>>国税庁:No.2220 総合課税制度

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クラウドコンピューティングを活用する② - プライベートとパブリック

前回からの続きです。
クラウドコンピューティングを考える上で重要なインフラ構造についてです。

理経済:クラウドコンピューティングを活用する① - クラウドの欠点

さて、クラウドはインターネットを介して行われるわけですが、これが様々な原因からよくダウンします。
しかもクラウド会社の障害以外にも、インターネットの断線など物理的に落ちることも有ります。
このため、復旧に関して何所に原因があるのか、誰が責任を持つのか、誰が復旧するのか等で揉めてしまい、遅れることがしばしば有ります。

この時壊滅的なダメージを受けるのがメール機能です。
普段から身近にあるため忘れがちですが、実はメールが使えなくなるだけで企業の情報インフラは滞り、業務に支障が出ます。
Gmail等、外部のメール機能に依存していると、こういうときに使えなくなります。

就職して分かったのですが、外部からの電話の多くは数名のキーマンや管理職にかかってくる場合がほとんどです。
こういった人は会議やら打ち合わせやらで、よく席を空けます。
電話をかけても繋げない事がほとんどです。

メールがあれば、急ぎでない連絡は送りっぱなしで大丈夫です。
暫くしてその人の手が空いたら、自由に見てもらえます。
これに業務管理ツールなどを組み合わせれば、電話の伝言メモも簡単に残せます。
これも一種のオンデマンドなんですね。
手の空いた時間に溜められた伝言タスクを処理できますし、忙しいなら溜められます。

しかしメールが使えなくなると溜めることができなくなる為、電話が鳴り止みません。
電話だと常に1対1で、リアルタイムに応対しないといけないため、会議の後は電話三昧です。
ちょうど、物々交換と貨幣による交換と同じで、メールが中継点の役割を果たしてくれるわけです。
IT社会において、メールは極めて重要なツールとなっています。
クラウドを活用をする場合、セキュリティよりもこっちの方が大事です。

さてこのように考えていくと、ネット機能には必要な機能と実はそれほど必要でない機能があります。

そこで最近流行っているのが、プライベートクラウドとパブリッククラウドです。
名前の通り、私的なクラウドと公的なクラウドの2種類を用意し、必要でよく使うものはプライベートで、案外どうでもいい個人情報はパブリックに置きます。
ちょうど主記憶装置(メモリ)と捕縄記憶装置(HDD)のような関係です。

プライベートクラウドとパブリッククラウドの使い分けによるハイブリッドクラウドのイメージ

IT Leaders:可用性と堅牢性で米国勢を追走へ—Part1

プライベートの方はコストが高めになりますが、その分復旧や機密性は高まります。
また、必要なPC環境をプライベート内に置いておく事で、社内ネットワークにアクセスすればすぐに使えるようになります
本当はすべてパブリックが行ってくれればいいのですが、現在の技術力ではとてもとても不可能です。
と言うわけで、リスク分散を行うわけです。

さて、本題の具体的な使い方はといいますと…
続く…
理経済:クラウドコンピューティングを活用する③ - 環境設定のあれこれ

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時代はまわる

最近大型の買収や提携が増えています。
何時頃が境目なのかはよく分かりませんが、数十億ドルクラスの買収案件が目立ちます。

米食品大手クラフト・フーズは9日、英食品大手キャドバリーに示していた買収提案を敵対的買収に切り替えた。買収額は総額で98億ポンド(約1兆4700億円)。9月初旬に示し、キャドバリー側が拒否していた当初案(102億ポンド)を下回る。
>>米クラフト、英キャドバリーへ敵対的買収提案 総額1兆4700億円

Bloomberg:米バークシャー:バーリントン・ノーザン買収-最大規模
ロイター通信:東芝とGE、アレバ買収に各40億ユーロ以上提示の用意
ロイター通信:豪アクサ・アジア・パシフィック、103億米ドルの買収提案拒否

企業も好決算を背景に、強気になってきたんですね。
しかしどうしても、景気が良いからという感じはしません。
決算はいいのですが、相変わらずの失業率ですし、中央銀行は一生懸命お札を刷っていて、まともな状況ではありません。
企業の強さと言うより、政府の借金が企業に移っているだけに感じます

特に金融機関の好決算に対し、痛烈な批判をする投資家もいます。

Bloomberg:ソロス氏:ウォール街の利益は政府からの「密かな贈り物」

私は、今後の米国は10年前の日本のようになると思います。
政府はあの手この手で内需を拡大しようとするものの、それほど効果は無く、企業が海外で稼ぐ為の原資になってしまい、GDP上昇率の割に国内の不満が高まる状態です。
"実感なき景気回復"、"かげろう景気"とはよく言ったものです。

その次に来るのは日本同様の借金地獄ですか。
本当に世界の歴史と言うものは流転するんですね。
不思議なものです。

理経済:日本と世界の不思議な関係

そう考えると、次に上がるのは外需へのシフトが強めの会社、グローバル企業ですかね。
バフェットと若干逆行しますが。

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クラウドコンピューティングを活用する① - クラウドの欠点

今をときめくクラウドコンピューティング
しかし、このクラウドも技術的にはまだ未成熟で、色々欠点があります
今シリーズは私が聞いてきたそれらの解消法と、自分が考えた活用法をご紹介します。
ちょっとマニアックなのでご留意を。

さて、そもそもクラウドコンピューティングとは何かということですが、細かい説明と利点は他のブログでも散々紹介されているので、其方を御覧ください。
今回は主に欠点についてです。
色々利点も有るのですが、結構な曲者システムです。

クラウドを大雑把に言うと、今までPC上でやっていたことを、インターネット上でやってしまおうというシステムです。

クラウド・コンピューティングのイメージ

IT Leaders:早わかり、仮想化のすべて—PART1 仮想化について聞けなかった10の質問
@IT:5分でわかるクラウド・コンピューティング

クラウドの身近な事例としては、GmailやYhoo!メールがあります
今までメールといえばOutlook等で、自身のPC上で処理していました。
しかしこれが案外重く、記憶容量も食います。
また自身のPCからのみしか見られません。

これをネット上で処理できれば、インターネットに繋げさえすれば、世界中何所からでも見ることが出来ますし、PCの機能が低くても気にならなくなります。
これを拡大してエクセルやらワードやらもやらせてしまおうというシステムです。

ダイヤモンド:GmailやGoogle appsに見られる「クラウド・コンピューティング」という新たな方向性

これを利用することで色々コストが下げられると話題ですが、その一方で欠点も多く存在します。
特に大きな欠点がセキュリティとインフラです。

まずはセキュリティ。
他人の懐に自身の重要なデータをおきますから、ネット攻撃でクラウド会社のサーバがダウンしたり、ネットインフラがダウンすると、すぐに使えなくなります。
クラウド会社のセキュリティが杜撰で情報が駄々漏れになるかもしれません
更に、すべてのデータが一箇所に集まりますから、下手をするとクラッキングによってすべてのデータを盗まれたり破棄されたりするかもしれません。

慶応大学:インターネット時代のセキュリティ管理 第2回:情報セキュリティ-新しいリスク(1)

またインフラにも問題が有ります。
サーバやインフラのダウンは、クラッカー達からの攻撃だけではなく、自然災害による停電や、サーバの使いすぎによるブレーカーのダウン、ユーザーからの負荷に耐えられずダウンなど様々です。
しかも結構頻繁に落ちます。

クラウドの欠点と言うとよく前者のセキュリティが取り沙汰されますが、実は後者の方が問題で
と言うのも情報漏えいの原因の多くは、印刷物の紛失や管理ミスによるものです。
セキュリィティについても、ソフトの欠陥より更新忘れや、ファイル共有による貰いウイルスの方が問題です。
プログラムミスより人的ミスの方が遥かに問題です

個人情報の流出経路

日経パソコン:クライアントサイドのウイルスチェックは必須

勿論、情報の集中によってクラッカーが大量攻撃を仕掛けてくるでしょう。
しかしそれは分かっていることなので、クラウド会社もガチガチにしてきます。
ですからセキュリティは其処まで心配することは無いと思います。
クラッカーより政府からの搾取の方がよっぽど怖いです。

一方後者のインフラはセキュリティと比べ軽視されがちです。
しかしインフラ障害はが起こると、企業活動は大きな損害を受けます。

続く…
理経済:クラウドコンピューティングを活用する② - プライベートとパブリック
理経済:クラウドコンピューティングを活用する③ - 環境設定のあれこれ

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ペトロブラスのエネルギー源

石油で有名なブラジルの国有会社、ペトロブラスが巨大天然ガス田を発見したそうです。
先日の講演でも言っていましたが、「石油枯渇」という考え方は、少々軌道修正が必要なようです。

ペトロブラスが発見したのは「ブロック58」にある1兆立方フィート(283億立方メートル)の天然ガス田。ペトロブラスはペルー最大のカミセアの天然ガス田の隣の場所を掘削していた。
>>ペトロブラス、ペルーのジャングル地帯で「大規模」天然ガス田発見

1兆立方フィートと言われてもピンとこないので、少し調べてみました。
世界的に見ればそれほど大きくは無い様で、石油のおまけ事業程度のようです。

世界の主要油田・ガス田

原子力を考える:エネルギー基礎統計 - 世界の主要油田・ガス田

最近のペトロブラスは石油とエタノールに傾倒しているため、天然ガス自体はそれほど重要ではないのでしょう。
出たから貰っとくという感じでしょうか
特に天然ガスはロシアの独壇場ですからね。

石油の方は、先日出たカリオカ(Carioca)油田は330億バレルで世界4位にランクイン。
ひょっとすると3位レベルかも知れないとか。
また、続けざまに出たトゥピ(Tupi)油田は80億バレルと、これまた世界的にも巨大な部類です。

しかもトゥピ油田の場合、軽質油との事でかなり付加価値が高い模様。
カリオカ油田の質は分かりませんでしたが、近くのグアラ(Guara)油田は軽質だそうですから、期待できます。
ブラジルが石油大国として君臨する日はそう遠くありません。

日経ビジネス:石油超大国ブラジルの衝撃
JOGMEC:ブラジル:Tupi油・ガス田等のプレソルト探鉱・開発の見通し PDF

また、最近ではエタノールにも請っているようで、しきりに宣伝されました。
元々ブラジルでのエタノール生産はコスト的な優位性が有ります。
またお国柄、材料が豊富です。
本人達が言うに、「ブラジル産サトウキビを原料とする場合、他国のとうもろこしや小麦に比べ7倍ほど高効率である」そうです。
其処までではないですが、確かに他より2割ほど割安に作れそうです。

米国とブラジルのエタノール生産コスト

国際貿易投資研究所:食料政策に波紋を投じたブラジル・米国のエタノール外交 PDF

近頃ハイブリッドカーや電気自動車などの、所謂クリーンエネルギーを使った低炭素車が流行っています。
しかしそもそもその電力は石油や天然ガスを由来とするものが多いです。

世界の燃料別エネルギー需要

資源エネルギー庁:2.エネルギー需給の将来見通し

暫くは彼らのような巨大エネルギーメジャーの影響力が続きそうです。

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運は掴むもの② - 宝くじと正社員

前回で話が完結したように見えるこのシリーズですが、まだ続きが有ります。
それは人生における「用意周到さ」についてです。

理経済:運は掴むもの① - 運と努力

さて、私は投資を始めて6年になるのですが、相変わらずリターンは低空飛行です。
書店に並ぶ本は「2億儲けた!」とか「必ず上がる銘柄!」とか景気のいい見出しが躍っていますが、私の懐まで景気のよさは舞い込んでこないようです。

証券会社のセミナーなどを受けると、若い頃に2億円稼いだ人とかが講師として登場します。
また、最近では「○億円が史上最多の×本!」とうたうクジもよく見かけます。
そして、くじ屋の前でマークしている人の群れもしばしば見かけます。

しかし、よく考えてみるとちょっと変な光景だと思います。
例えば年収450万円の正社員が、定年退職まで40年働いたとすると、退職金込みで2億円くらいになります
そう考えると、態々宝くじや儲かる銘柄を探さなくても、真面目に汗して働く方が確実と言えます。

こんなことを言うと、いたるところから反論が聞えてきそうです。

例えば宝くじを買う人からは「買わなければ当らないでしょ!」とか。
しかし私から言わせれば「でも買っても当ってないでしょ」です。
元々期待値的に低いんですから、毎年1万円ずつとか小出しに買うと、そもそも損するように出来ています。
「夢を買う」と言えば聞えは良いですが、それは単なる現実逃避です

題名にあるように運とは掴むものです。
本当に宝くじを当てたいのでしたら、例えばロトなら出てくる数値の確率分析をしたり、出た数字の"流れ"を過去のデータから読んで見るべきでしょう。

投資家の言葉で言えば、前者はファンダメンタルズ分析であり、後者はテクニカル分析です。
期待値が意味を成さないように、纏まったお金を一気に突っ込むという方法もあります。
周到な準備が夢を現実に変えるのです。

他の反論としては、「こんな不景気に、年収450万円の正社員なんてなれるか!」という労働者からの声です。
確かに仰る通りなのですが、これも単純な運だけではないと思います。

以前の記事でも書きましたが、有効求人倍率には確かに"流れ"があり、注意深く観察していればある程度予測が可能です。

Photo

理経済:不注意からの就職氷河期

よく見ると大よそ16~18年で1回転するようです。
次に雇用がピークになるのは2022年ごろでしょうか。
最近は若干流れが速いので20年頃に頂点に達するかもしれませんね。

また、よく言われている通り日本では新卒の採用が多いです。
ですから、生き方がどうとか夢がどうとか職種がどうとか言ってないで、取りあえず就職してみるというのも頭の隅に置いておく必要があるでしょう。
事前の分析で、取り得る選択肢を多くしておく事も準備には必要です。

Photo

誠:2010年3月卒業予定者の大卒求人倍率は1.62倍、前年から0.52ポイント低下

これも10年ほどで1周しています。次は2018年の就職戦線は楽観視でき、12~16年頃はきつい事になります。
他にも株価との関係も言われており、大体ピークの一年後に就職活動する人は楽というのも読み取れます。
例えば07年に日経平均は調子が良かったので、08年に就活、09年3月卒業の人はかなり楽に就職できたことになります。

Photo_2

Yahoo! Finance:NIKKEI 225 (^N225)

パターンから考えて、次は16年卒業は比較的楽と考えられます。
先ほどの情報とあわせると、17~20年ごろが狙い目でしょうか。
何分先のことなのではっきりとは分かりませんが、ある程度の絞込みは可能だと思います。
今後時間による情報が加われば、精度を高めることも出来るでしょう。

このように調べてみると、至る所に資料とシグナルが眠っています
それを無視して運の善し悪しで物事を決め付けるのは変な話です。
運を掴めば、宝くじや景気に頼らずとも、2億円稼ぐ方法は存在するのです。

「転ばぬ先の杖、石橋を叩いて渡れ」と言うように、どれだけ準備をしっかり出来るかが運を味方にする鍵だと思います。

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ちょっと懐かしさに耽る

最近ドコモのCMで鉄人28号が出ていました。
当時の雰囲気そのままに、如何にもメカっぽくなっているあたりがいい感じ。
検索したら当時の動画が出てきました。
よく残ってましたね。

よく見ると製作が電通です。
当時はCM業者とアニメ製作会社に垣根が無かったんですね。
他にもこんな懐メロを見つけました↓

ちなみに曲の2番はこちらから聴けます。
あまり懐古的なのはよろしくありませんが、たまにはこんなのもいいですね。

今日のクローズアップ現代で東ドイツの人たちが、「壁があったときのほうがよかった。当時は失業者も無かった。」というようなことを言っていました。
しかし、往々にして思い出とは美化されるもので、当時は当時で文句をたれていたのだと思います。
楽しむだけ楽しんだら、明日も元気に出社しますhappy01

ちなみに最近見ているアニメ↓

当時は金太郎の話を聞いても「ふーん」で終わりでしたが、大きくなってからだと歴史もわかっている為、随分と違った見え方になります。

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運は掴むもの① - 運と努力

最近、人の勧めで見た記事面白かったので、ご紹介します。
文化が経済に及ぼす影響」についてです。
興味深かったのが、不況とネガティブシンキングについてです。
記事は会員制なので全文は記載できませんが、一部抜粋でご紹介します。

18歳から25歳の頃、つまり、高校や大学を卒業してしばらくの間に不況を経験するかどうかが、その世代の価値観に大きな影響を与えることを米国のデータを使って明らかにしている。この年齢層で不況を経験した人は、「人生の成功が努力よりも運による」と思い、「政府による再分配を支持する」が、「公的な機関に対する信頼をもたない」という傾向があるそうだ。
>>「文化が経済に及ぼす影響」研究盛んに - 日経ネットPlus

運が最重要と言うのは強ち間違いではないと思います。
投資を長くやっている関係で、運の大事さは身に染みています
また大事であると言う格言はいくつも有ります。
例えばこんなの。

一運、二金、三度胸

言葉通りの意味です。
解説では度胸を強調していますが、この格言で最も重要なのは「運」です。
最後は運が大事なんですね。
また、ゴルゴ13にはこんな名言が有ります。

…10%の才能と20%の努力…そして、30%の臆病さ… 残る40%は…”運”だろう…な…

米国の若者が言うとおり、運>努力なんですね。
しかし、問題は運というのはいつ何時自分の下に落ちてくるかわからないということです。
ある日突然宝くじに当るかもしれませんし、交通事故で全身不随になるかもしれません。
人間があれこれ騒いだ所で、運は良くも悪くもならないともいます。

ですから、運の次に重要なのは、その運を見逃さないことだと思います。
運をチャンスと言い換えても良いでしょう。

運は騒いでもどうにもならないわけですから、逆に言えば「金運のお守り」とか買わずに、じっとしていても運が向いてくると言うことです。
これについても投資の格言がたくさん有ります。

案外運とは転がっているものであり、闇雲に掴もうとするのは逆に難しいんですね。
これもいくつか格言が有ります。
私は投資以外に物理学もやっていたのですが、これと似たような事をよく聞きます。
有名なのはノーベル賞を取った小柴さんも似たような事をいっていましたし、うちの教授もいっていました。

結局運は自分で何とかできなくても、努力で運を掴めるんですね。
物事はコロンブスの卵のようなもので、タネを聞いたら「なんだそんなもの、ただ運がいいだけじゃないか」と言われるようなものが多いです。

しかし、では実際にその人がその状況におかれて、同じことが出来るかといえばそうはならないでしょう。
其処に行き着くまでに、努力によってノウハウを溜めているか否かで結果は随分違うということです。

私が今までの人生で学んだ事の一つは、「努力が必ず報われるとは限りらない。しかし努力をしなければ報われない」ということです。
特に投資ではこれを痛感します。
運とは掴むものなのですね。
「運も実力の内」とは、上手いことを言ったものですな。

理経済:運は掴むもの② - 宝くじと正社員

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ツイッてみた

ブログ仲間のsu-Zさんの勧めで、今話題のツイッターなるものをやってみました。
使い方が未だによく分からんsweat01
文章書くのは簡単なのですが、フォロー?なにそれ。

検索の仕方もよく分からない位なので、暫くはゆるゆるとやっていく予定。
しかも通信費の高い携帯ではなく、PCとの連動なので、案外つぶやかないかも。
そのうちブログパーツで、当ブログとも連動させる予定。

ちなみに名前は「なる」で、表示名は「rikeizai」です。
良かったら見てね。

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ノンバンクの破綻 - CITとロプロ

米国のノンバンク大手、CITが遂に破綻してしまいました。
GM同様プリパッケージ型(事前調整型)の破綻で、最短2ヶ月で復活するとの事です。
しかし、GMの時もそうでしたが、破綻したが故に大鉈を振るえるわけで、本人達は「中小企業に影響はない」と言っていますが、まず不可能でしょう

100億$の負債を圧縮するそうですが、その資金は債権の売却によって行われるのでしょう。
CITの顧客が中小企業であることを考えると、決して小さな額ではないです。
一部からは「壊滅的な影響」が出るとまで言われています。

ロイター通信:米CIT破綻、ファクタリング部門への影響に懸念
証券用語辞典:ファクタリングとは

さて、CIT問題は一大事なのですが、日本にとって見れば「3軒隣の火事」のようなものです。
一方偶然か必然か、今日、日本は自分の家の台所から火の手が上がりました。
悪名高かったロプロ破綻です。

商工ローン大手のロプロ(旧日栄)は2日、東京地裁に会社更生法の適用を申請、資産などの保全命令を受けた。利息制限法の上限を超える「過払い金」の返還が業績を圧迫し、資金繰りに行き詰まった。…(中略)…今後確定する過払い金の返還請求分を含めると2000億円超に膨らむ可能性がある
>>商工ローンのロプロ、更生法申請 負債総額2000億円超も

日栄商工ローンといえば、「金が無いなら腎臓を売れ!」と脅した事で有名です。
武富士やCITと同じ、高利貸しのノンバンクです。

ポイントは過払い金です
総資産300億円の会社に対して2000億円と、巨額の残高が有ります。
単純に考えれば、過払い金を請求している人たちは15%しか返って来ない計算になります
200万円分の過払い金請求なら30万円しか返って来ません。

しかもこれは上手くいけばの話ですから、一般の債権者に毟られ、資産価格の下落に伴う評価損にやられ、多重債務者に阻まれますから、実際は多くて1割といった所でしょうか。
ロプロの過払い金請求はもう期待できません。

話がこれで終わればロプロの債務者が泣けばいいだけなのですが、おそらくそれでは済みません。
過払い金市場は既に10兆円にも達していると言われ、一説には30兆円と言う話も有ります。

JanJanニュース:サラ金「過払い金」返還で“留意すること”

もし、今回の一件に驚き取り付け騒ぎのようなことが起こったらどうなるでしょうか
過払い金は、見方を変えれば預金のようなものです。
普通、銀行の預金であれば政府保証によって支払いが担保されます。
これによって取り付け騒ぎを抑え、銀行からの現金流出を抑えます。

しかし過払い金に政府保証が付くなんて聞いた事がありません。
武富士やアコムの前に、過払い金請求をする弁護士や個人が行列をなしたら、経済的な影響は避けられないでしょう。
何せ10兆円ですから。

政府がビビッて規制の延期をしてくれたおかげで、影響は緩和されそうですが、所詮その場しのぎです。
景気は下向きで消費も所得も低空飛行では、貸金業の根本問題は解決されません。
一般の日本人の景況感は悪化しそうです。

取りあえず過払いCMが増えだしたら気をつけたほうが良いですね。

お金は返ってくるかもしれませんが、二度と借りられなくなりそうです

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Yahoo!ニュースに紹介された

昨日一昨日と、アクセス数が急増しました。
何事かと思い調べてみた所、どうやら当ブログがCIT関連のニュースで、参考ブログになったようです。

Yahoo!ニュース:米ノンバンクCIT破産法申請へ

Yahoo!ニュース:米ノンバンクCIT破産法申請へ

理経済:米CIT問題と日本のノンバンク問題 - 総量規制とサラ金難民

う~ん、ありがたいことですね。
ぶっちゃけCITとサラ金の話が半々ぐらいなのに。
ちなみに当日のアクセス数の推移です。
明らかにアクセス数が跳ね上がっています。

アクセス数の推移

1日経った今日は、これも随分収まり、2000アクセス位に減少しています。
おそらく後2日もすれば現実に戻るでしょう。
人気株なんてそんなものですから。
感謝は忘れてはいけませんが、媚びても仕方ありませんし。

今後もニュースの時期にとらわれず、重要と思う事柄を書いていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
各所で紹介してくださった皆様、本当にありがとうございます。(≧m≦)

余談ですが、サラ金の規制について、見直し案が出ているようです。
やりすぎが毒であると気付きはじめているようです。

日経ネット:貸金業規制の緩和検討 政府、事業主の資金繰り配慮

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縦と横④ - 川上から川下まで

シリーズ最後の今回は、私が最も打開策になると考える思索です。
即ち新聞業界の垂直統合です。
新聞業界がコモディティ化し、価格競争に巻き込まれるのであれば、その流れに逆らわずより低下価格でありながら、無理の無い情報産業となればいいのです。

理経済:縦と横① - 新聞社の収益源
理経済:縦と横② - コモディティ化
理経済:縦と横③ - 手を取り合って

さて、まずは垂直統合と言うことですが、所謂サプライチェーンの構築であり、「川上から川下まで」と言われる構造です。
川下とはより一般消費者に近いところであり、川上とは原料に近い部分です。
また、川上と川下の間を川中と呼び、中間財とも言われます。

言葉で書いてもよく分からないので、自動車を例にとって図示します。

川上から川下まで

自動車が消費者の手に届くまでには、幾つかの段階を必要とします。
最初にヴァーレ等の鉄鉱石会社が鉄の原料である鉄鉱石を採掘します。
これを新日鉄などの製鉄会社が買い取り、原料炭などと混ぜ、鉄を作ります。
そしてこの鉄をリケンなどの自動車部品会社が買い、エンジンや歯車、自動車の外郭等を精製します。
そしてトヨタなどの自動車会社はこれを買い取り組み立て、一つの製品として売り出します。

このように、すべての商品は消費者に届くまでに様々な工程を経ます。
最近テレビでやっている「ザ・逆流リサーチャーズ」を見ると、かなりマイナーな商品の起源もわかって面白いです。

垂直統合とは、これ等を自社ですべて行おうとすることです
すべてで無くとも、例えば製鉄会社が鉄鉱石も掘る等一部分を統合するパターンも有ります。
こうすることでコストを抑え、安くともいい製品を作れます。

一般に、物の値段は会社を跨げば跨ぐほど値段が高くなります
なぜならば、関わった企業が自分達の利益分を商品に上乗せするからです。
日本の粗利益率は約20%ですから、単純に考えると段階を経るごとに25%分上昇します。

財務総合政策研究所:法人企業統計調査 平成21年4~6月 PDF

例えば、鉄鉱石会社が100万円で鉄鉱石を売ったとすると、製鉄業者が125万円(原価100万+取り分25万)で部品会社に売り、これを156.25万円(原価125万+取り分31.25万)で自動車会社が買います。
そして自動車会社が195万円(原価156.25万+取り分38.75万)で消費者に売り渡します。

しかしもし、ある会社が垂直統合をし、鉄鉱石から自動車までこの会社の中だけで作れたら、自動車の値段は125万円で済みます。
勿論人も多いでしょうから、粗利率を50%にして普通より取り分を増やしたとしても、値段は150万円ですから、他の会社より2割以上安く作れます

消費者の出費が少ない分、それだけ雇用は減るわけですが、多くの場合は余ったお金でソーラーパネルを買ったりするので、新たな市場が開けたりします
当然ベンチャー企業の活動が活発化したりします。

一般に垂直統合は比較的景気の良い時に起こるようです
すべてを自社内に抱え込む為、「不況だから買わない」と言う選択肢が無くなります。
自社製品以外にも原料などの固定資産を抱える為、不況には弱いです。

日本ではユニクロを展開する、ファーストリテイリングが有名です。
彼らは小売業なので、SPA(製造小売業)とも言われます。
また、以前小売のイオンが漁師から魚を直接買い取る事を模索していましたが、これも一種の垂直統合と言えます。

産経ニュース:直接取引の天然魚が店頭に イオン、島根の漁協から

海外では宝石のティファニーが有名でしたが、最近では持っていたダイヤモンド鉱山を売却してしまったようです。
他にも製鉄最大手のアルセロール・ミタルが、鉄鉱石世界3位のリオ・ティントを買収しようとした事もあります。
ちなみに額は1600億ドル(当時約17兆円)だそうな。

宝石月夜ばなし:ティファニー、ダイヤ鉱山会社株売却
ロイター通信:アルセロールミタル、リオ買収合戦への参入を検討

さて、では新聞業者にどのように応用するかというと、例えばコンサルタント業やプランナー業に進出する等が有ります。

消費者は、新聞やネットから得た情報を"何かしら"に利用します。
頭の中に置いておくだけではありません。
という事は、情報は川中の商品なのです。
ですから、その"何かしら"を手中に収めることで、低コスト化と新たな収益源の確保出来るのです。

今まではこの中間財だけを売り、そこから先は消費者に「後は勝手にしてね」と言っていました。
また、広告という消費者にとっては「おまけ」をつけることで、別の収益源を確保していました。
今後はおまけはそこそこに、自分達が見つけた中間財を組み上げ、製品として消費者に売るべきだと思います。

例えば、日経ビジネスの人が自動車や不動産の購入時に、相談にのってくれたとしたらどうでしょう?

中古がいいのか新品がいいのかリースがいいのか、はたまた最近出始めた新たなやり方がいいのか教えてくれたりしたら?
お金の工面は銀行から借りればいいのか、私募債を出すべきか現金で買うのか新たな手法が有るのかを教えてくれるとしたら?
十分収入の機会が有ると思います。

また、最大のコンサル業である金融業に進出しても良いかもしれません。
日経新聞社が自社のリサーチや知識に基づく投信の設定や、証券会社と提携し情報を買ってもらう、裏づけを与えるという方法も有ります。
特に投信は、現在では投資信託委託会社も作れるとの事ですから十分可能でしょう。

投資信託の募集・販売は、販売会社(証券会社、登録金融機関など)を経由して行うだけでなく、投資信託委託会社が直接募集することもできる。
>>証券用語辞典:投資信託委託会社とは

無論、今までとは違うリスクを背負う事になります。
しかし、このままでは座して死を待つだけです。
ある程度うって出ることが必要だと思います。

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