最近悲観論者が多くなった
アルミ大手アルコアを皮切りに、昨日の引けから7-9月期決算が始まりました。
予想外の黒字に市場は小躍りのようです。
7日の米国株式市場通常取引終了後の時間外取引で、アルミニウム大手アルコアが6%急伸。第3・四半期決算が予想外の黒字となったことが好感されている。
>>米アルコアが時間外取引で急伸、決算を好感
これで金融市場も活発化しそうです。
事前予想も悲観的ではあるものの、金融が6割増益みたいな話が有りましたから、期待が先行しそうです。
しかし、最近ではドル安の進行が顕著で、ダウ平均の値も額面通りには信用できません。
ドルベースでは増益でも、他通貨で見ると随分悪いなんて事が起こりそうです。
ドル安に関しても、予想通りドルキャリートレードが始まり、暫く悪化しそうです。
理経済:静かなるキャピタルフライト① - 歴史のおさらい
ロイター:日本以外はドル安歓迎か、リスク許容度上昇で商品や株押し上げ
最近では経済に悲観的なことを言う人が増えました。
以前は「悲観的なことを言っているのは日本人ぐらいだ」とか言われましたが、近頃はよく聞きます。
ゲーガンCEOは、世界経済はいわゆるW字型回復を体験しつつあるとし、「他の人々が信じているほどには、最悪期が過ぎたと確信していない。非常に慎重になる必要がある」と語っていた。
>>英HSBC会長:最悪期は過ぎた-CEOは「確信していない」と発言
前々からスティグリッツとかが騒いでいましたが、不安定感が増してきているようです。
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