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カナダの国際比較③ - 加ドルで貯金中

本日はカナダについて第3話です。
前回説明し始めた移民制度から。

理経済:カナダの国際比較① - 日本の借金の国際比較
理経済:カナダの国際比較② - カナダの魅力

さて、カナダの移民制度についてですが、結構有名なので知っている人も多いと思います。
カナダの場合、3年住んでると割と簡単に市民権がもらえます
市民権なので投票も出来るとか。
しかも親が市民権を持っている場合、子供も一緒に申請できるそうです。

メイプルタウン:カナダ市民権について

以前、日本に密入国していたフィリピン人のカルデロン親子のニュースが有りました。
子供は日本に残れたようですが、親の方は強制送還だそうで。
カナダにしろイギリスにしろシンガポールにしろ、世界では投資とともに人を招き入れる流れが有ります

優秀な人材だけでなく、安価な労働力としての出稼ぎ労働者の存在は、世界の多くの国にとって無くてはならない存在です。
彼らはその国で働き、その国で生活します。
このため食品など、その国の内需を刺激します。
中国を見れば分かりますが、人口の多さは武器になりうるわけです。

ただ、人間は物と違って扱いが難しいです。
移民に対し、景気が悪くなったからと言って簡単に帰れとは言い難いものです。
また、今日本で問題になっている派遣や期間工なども、一つはそういった時代の変化が有ります。

沸騰都市:シンガポール

民主党は子育て手当てや最低賃金によって内需拡大を図るそうですが、移民の流れとどちらが速いかは悩みどころです。
遅い方が飲み込まれ、出遅れることになるでしょう。

そんなカナダですが、一番の目玉は、資源が多く米ドルよりも資源を多く保有している所です。

例えば、レアメタルニッケル(ステンレスの素)の生産量は世界2位、タングステン(フィラメントの素)は世界3位です。
原油埋蔵量はオイルサンドを含めると世界2位、ウランは3位と、強大なエネルギー資源、エネルギーの輸出国です。
水資源に恵まれている点も高評価。

米ドルをジャンジャンバリバリ印刷している性で、商品価格は右上がり。
と言うか、お金の信用が下がってるんですね。
あれだけ借金していれば当然です。

Photo

資源エネルギー庁:○国際エネルギー市場の構造変化

世界四季報:マネーサプライ

私は米ドルをもう信じていません。
残念ながら米国は日本と同じ道を歩んでいます。
スケールに差は有りますが、基本的には同じような構造になっています。

理経済:静かなるキャピタルフライト① - 歴史のおさらい

そう考えると米ドルを大量に保有している国は、今後良い方向には転ばないと言うことです。
日本は大量に保有していますが、カナダはちょっとしか持っていません。

米国財務省:MAJOR FOREIGN HOLDERS OF TREASURY SECURITIES

何に投資するかは問題ですが、すべての資産を資源に振分ける事は出来ません。
資源は資源で長所短所が有り、通貨には通貨の良さが有ります。
安定的に推移してくれる資産として、中心はやはり通貨、国債です。

資産別価格変化率

Yahoo! Finance

と言うわけで、現在カナダドルにて自主積立預金中
外貨預金だと色々面倒だし、手数料が高いのでFXを利用しています。
転ばぬ先の杖として、先手を打っております。

今後は、個人も自身のポートフォリオについて、真剣に考えねばならない時代になりそうです。

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