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借りる者は貸す人の奴隷となる - オバマさんの資金繰り

オバマさんはどうしても米国民に国債を買って欲しいそうです。
貯蓄を奨励したいそうですが、投資が滞れば金融立国としての地位が揺らぐんですが。
今後も借金を積みます為の下準備なのでしょうか?

使わなかった有給休暇や傷病休暇に対する支払いを退職後の貯蓄に回したり、還付される税金を直接退職後の貯蓄口座に振り込んだり貯蓄債の購入に充てたりすることなどが可能になる
>>米大統領、退職後に備えた貯蓄増大策を発表

米国の借金は日に日に積みあがっています。
今週もまた1300億$程積み増すご予定のようです。
1300億と言えば米国の年間GDP(約13兆7000億$)の1%にも上ります

例えて言えば、年収500万円の人が、1週間で5万円分のクレジットカードを使ったと言うことです。
先週も先々週も似たような事を続けています。
月20万円超の借金ですから、こんなんで生活なんて出来ません。
長続きするとも思えません。

そして問題なのは、借金をするためには貸してくれる人、支払いを猶予してくれる人が必要です。
現在その役割は中国が荷っています。
かつては日本でした。

しかし、借金はすればするほど相手に頭が上がらなくなります。
よく引用される聖書の言葉として「借りる者は貸す人の奴隷となる」が有りますが、米国債の乱発と外国人の引き受けは米国にとって後々の脅威となるわけです。

最近では中国側がブラフをかけていますし、かつて橋本総理が「米国債を売りに出したいという誘惑にかられたことがある」と言い、アメリカを混乱させた事は皆さんもご存知でしょう。
最近では日本の外貨準備見直しで揉めえたことが有りましたね。

とまあこんな感じに、外国人に借金をするのは国政の観点でも大きな足かせになりかねないわけです。
お金は国家の株券ですから、いっぱい持ってる人には強く言えません。

そこでオバマさんが目をつけたのは米国民です。

勿論外国人だろうが米国人だろうが、裏切る時は裏切ります。
しかし、やはり同郷意識が米国にも有るのでしょう。
国や故郷を捨てるのは中々大変でしょうから。

彼の作戦は、貯蓄や年金によって間接的に米国債を買わせる事のようです。
日本では貯蓄や年金、保険が昔から人気があったので問題なかったのですが、米国ではクレジットカードが当たり前で、無駄な消費も多かったとか

そこで、「今回の危機を教訓として皆さん貯金しましょう、お勧めはこの貯蓄債(≒個人向け国債)です」と言い始めました。
元々米国では貯蓄債はあったそうですが、国債全体の2%とそんなにメジャーでは無い様です。

金融用語辞典:米国貯蓄債券

Photo

みずほフィナンシャルグループ:インフレ連動債 貯蓄国債 PDF(01年公表)

長くなったので続く…
理経済:借りる者は貸す人の奴隷となる② - 絶対に儲かる投資商品
理経済:借りる者は貸す人の奴隷となる おまけ - 金融商品の変り種

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コメント

サイトをご覧いただいたようでありがとうございました。

米国は国民に貯蓄させることが正解なんでしょうかね。個人的にはむしろ悪い方向に景気を向かわせることになってしまうのではないかと疑問に思っています。

もちろんサブプライムのときのような与信が甘い状態でお金を借りて不動産買うみたいなのが増えると困りますけれども

投稿: 証券用語辞典 | 2009年9月 9日 (水) 12時09分

断りも無く使ってしまい申し訳ないです(;;;´Д`)ゝ

アメリカ人に必要なのは貯蓄よりも、
もうちょっと考えてお金を使い、
あまりの過剰な消費を抑えることだと思います。

勿論、それにより輸出などが低迷するかもしれませんが、
何事も程々な位の方が長続きして、トータルで利益が出ると思います。

投稿: なる | 2009年9月 9日 (水) 22時53分

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