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アメリカ人の楽天主義

株価がガシガシ上がっている今日この頃、現金を多めに持っているなるの成績はかなりやばそうです。
そんな金融市場を背景にしてか、楽天的なアメリカ人の皆様は、もう消費に走っているようです。
おいおい。

米商務省が4日に発表した6月の個人消費支出(PCE)は前月比0.4%増加した。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想中央値は0.3%増だった。…(中略)貯蓄率は4.6%と、14年ぶり高水準を記録した前月の6.2%からは大きく落ち込んだ
>>6月米個人消費:0.4%増、所得1.3%減-4年ぶり大幅減

懲りないな、ホント
以前貯蓄率が低く、過剰に消費していたことが問題になったのに。

理経済:AIGは潰した方がいい - 双子の赤字問題

以前も双子の赤字問題といわれたように、国債の印刷と国民の借金漬けによって過剰な消費をしていました
今回の金融危機で懲りたものと思っていたのですが、どうもそうではないようです。

景気の状態は違いますが、結局、国や個人が大量の借金をすることで、各国から大量の物品を輸入していると言う構造は、あまり変わっていないようです。
他国の商品ではなく、自国の潰れかけた自動車会社や金融機関を買っている点で差が有りますが、借金を積み上げて無駄なものを買い続けています

そういう現状を鑑みてか、米ドルは静かに下落中。

Bloomberg - NY外為:ドル指数、リーマン破たん数週間後の水準に下落

借金とは貸してくれる人がいる限り、積みますことが出来ます。
しかし、無限に借りられるわけではありませんから、やるからには覚悟が必要です。
日本も含め、何時はしごを外されるか、気が気きでなりません。

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