平田由季さん、応援してます
最近、近くのゲーム屋で買ってきた「忙しい人のための紅魔郷」をやっているのですが、これで主人公の博麗霊夢の声当てをやっている平田由季さんが中々良いです。
(平田さんの個人サイト↓)
若干低めな感じの声で、ハキハキした感じの声が耳に残ります。
元気系の方が合っている気がします。
キャラの声はダルマの目玉と同じで、有るか無いかで随分違いますし、イメージと合っていないと違和感が残ります。
声もブランドなので、そのキャラで定着すると中々変えられなくなります。
声優と言うとオタクをイメージし、豪く忌諱される事が多いようですが、CGの発達や所謂オタク文化の普及によって、随分地位も上がっているようです。
特に海外。
しかし、ここ最近のアニメ業界を見ていると、回転が早く中々新人が育ち難い感が有ります。
1回波に乗ってしまうと楽々なのでしょうが、それに乗れないと結構辛そうです。
日本の正規、非正規の関係みたいですね。
実際、複数のアニメなどを見てみると、殆ど同じような面子です。
声優さんはお給金が激安だそうで、そうなると数をこなすしかないのでしょう。
そうなると、元々大して多くもないパイを取り合う事となり、有名所、準有名所ばかりが名を連ねることになります。
以前、山ちゃんこと山寺宏一さんが年収6000万円と言う話が有りましたが、この辺りが限界のようです。
ハリウッドのトップ俳優なんて、一本出たら10万ドルとか100万ドルだそうですから、それから比べると物凄く安いです。
日本というオタク先進国の頂点にいてもこの程度ですから、末端は潸潸たるものであることは想像に難くありません。
彼女が大いに活躍してくれること祈りますし、一ファンとして応援させていただきます。
余談ですが、このままだと"日本の"アニメ産業はじりじり衰退していくと思います。
今、海外で日本アニメがブームと言われていますが、色々見てみると「ドラえもん」とか、「ドラゴンボール」とか日本でもメジャーなタイトルばかりです。
深夜にやっているような単発的な作品は、日本でも海外でも同じように微妙な評価しか受けていないようです。
3ヶ月で打ち切られているのが、儲かっていない証拠です(改変期と言われていますが、あれは体の良い打ち切りです)。
しかしこれはシステムの欠陥による衰退であり、十分改良は可能だと思います。
例えば、アニメ製作予算や声優の賃金を圧迫しているのは、今のテレビの手数料システムです。
森祐治(←超優秀)さんによると、「制作費はDVDで回収してください。家には払うもの払って下さい」と言われるとか。
しかしこれはネットを使えば回避できます。
ただし、これだけでは十分ではなく、物販収入モデルからの脱却が必須です。
グーグルのような広告収入モデルや映画のような興行収入モデルの導入が必要でしょう。
物販販売も、単純な多重販売ではなく、各々オリジナリティを出すべきです。
例えばこんな感じ。
また、アニメ会社も声優も海外をもっと目指してよいと思います。
俳優の白人顔は変えられませんが、声優の言語は変えられますし絵柄も変えられます。
上手い人なら声質も変えられます。
個人的には、海外でも日本人声優の英語版の方が、普通の吹替え版より受けが良いのではと思います。
骨格の為か言語的な為か分かりませんが、日本人の方が声質が安定しており聞きやすい感じがします。
イントネーションの関係ですかね。
新人さんも、海外を目指してみては?
Youtubeに字幕付きあげられるんじゃなくて、自分で吹替えすれば名前も上がるかも。
自分が当てたキャラなら尚更。
(おまけが本編になっているような…)
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 周南市もFCVのカーシェア(2016.10.13)
- エタノールの燃料電池 - 日産の技術力停滞が露呈(2016.09.15)
- 京都市がFCVをレンタル(2016.08.31)
- 飲酒は程ほどに - アルコールに適量なし(2016.08.29)
- お知らせ(2016.03.27)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント