ボーナスを貰ったが・・・
生まれて初めてボーナスと言うものを貰いました。
すずめの涙ですが、とっても嬉しいです。
わーいわーいわーい・・・
┐(゚~゚)┌
貰っといて言うのも何ですが、このボーナスと言うシステムもどうなんですかね。
今日は格差と経済の関係の話。
私の会社にも派遣やら契約社員やらがいっぱいいます。
そして、彼らは私達正社員と同じように働いています。
仕事の内容も大して変わりません。
しかし、彼らの話を聞くとそもそもの基本給も安い上に、ボーナスなんてありません。
正社員と言うだけで、私は年間約6ヶ月分の追加給与を受けます。
正直聞きにくいことなのですが、自虐的な人がぺらぺら喋ってくれます。
巷ではやれボーナス商戦だとか、「何に使う?」とか色々な話が飛び交っていますが、今や3人に1人は非正規労働者なわけですから、貰えない人もかなり多いわけです。
私だけ貰ってしまっていいのか悩んでしまい、素直に喜べません。
ブログ界隈では夢と希望でいっぱいなのに。
コネタマ参加中: 夏のボーナス、何を買う? どう使う?
理経済:数は力(←グラフが分かり難いです)
周りの同僚や社内売店などでは、ボーナスに嬉々としています。
派遣の方々は「社長とご対面ツアー」などで揉めていると言うのに。
なっく:元派遣 社長に会いたいツアー
「ユニオン」と「労働ニュース」アーカイブ:派遣切り:「社長さんに会いたい」労組が責任問い訪問 【毎日新聞】
勿論、貰って嬉しくないなどと言うことはありません。
天からお札が降ってきたようなものなのでそれはありがたいです。
「それなら全額(ヽ゚д)クレ」と言われても困りますが、今の額を6割にして、その分を他の人に配ると言うのなら、まあ仕方ないかなと思えます。
株やら何やらのことを書いている人間が言うのは不思議に思えるかもしれませんが、私は格差是正を極めて重要視しています。
なぜならば、格差が少ない方が経済は豊になるからです。
例えば、個人資産5兆円のビル・ゲイツが、1回1億円の超高給な夕食を取るのと、資産50万円の学生1000万人が、一杯300円の豚丼を食べるのでは、後者の方が経済効果が有ります。
お金持ちとは、自身の貯蓄を消費し切れない人々でもあるわけですから、余っているお金を消費に使わせた方が経済は拡大します。
実際には、彼らの寝ているお金が資本として世界を巡るわけですから単純には言えませんが、世界の最大効用はもっと格差の少ない所に有ると思います。
なお勘違いしないで頂きたいのですが、私は派遣システムに賛成、というか正社員制度に反対です。
小泉竹中路線には概ね賛成です。
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