若者を軽視すると・・・
ちょうど今、テレビ東京系で「ガイアの夜明け」で内定切りについてやっています。
若者の失業率の話をすると、年金問題や労働力問題が取りざたされますが、問題はこれだけに収まりません。
先日、「国産」のブランド力が落ちていると述べました。
これは言い換えれば、日本人の日本に対する忠誠心が落ちているとも取れます。
不況とは言え若者を切り続ければ、企業に対しての忠誠心はどんどん落ちます。
入社した会社の製品を買う人は、結構います。
しかし、内定取り消しを受けたりすれば、口では仲良くしようとは言っても、何となく避けてしまうでしょう。
人間の怨恨感情は長く続くもの。
私が就職活動をしたとき、両親は彼是30年以上も前の体験記を語ってくれました。
その時も、自分が落とされた企業の名前を幾つか憶えていました。
皆さんも何所から落とされたか、憶えていませんか?
ただでさえ若年層への仕打ちは人口減少の一端を荷っており、忠誠心を持つ絶対数が減っているのに、この上この仕打ちでは先が見えています。
論語で言う所の「己の欲
自分が嫌えば相手も嫌うと言うことです。
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