最近の若者
今日のWBSで、最近の若者がかなりケチョンケチョンに言われていました。
高望みしないだとか、出来る範囲でしかやらないとか、かなりこっ酷く言われていました。
「今年の新入社員は草食系」と言われるように、確かに安定志向の同僚はいます。
また、残念ながら沸騰都市に出てきた新興国の方々のようなハングリー精神は感じません。
多くの同僚は、確かに向上心は有るのですが、彼らほどすごくはありません。
尤も、日本に来ている外国人労働者からも、今の所そこまでは感じませんが(外国に勉強に来ているだけ余程マシですが)。
ただ、そうでない人も確かにいます。
少数派では有りますが、瞳の奥に野心が見え隠れする人も時々います。
しかし、どうも社会全体が暗いムードになっており、そういう野心的な若者を押さえつけている気がします。
テレビでは、「こんな若者に未来を託せるのか?」と言っていましたが、寧ろ「老年層が優れた若者に捨てられてしまうのでは」と思ってしまいます。
自分をいじめた人たちを背負いたいとは、普通思わないでしょうから。
前にも、若者が日本の大学ではなくハーバードなどの海外に逃げてしまう事もあるという報道が有りました。
ベネッセ:ハーバード大学をはじめとする海外トップ大学を志望する高校生のための進学塾 PDF
若者に託すのはいいんですが、そういう現実を見て、自分達もそれなりに魅力的な社会作りをしていかないと、気付いた時には海外に優れた人材をすべて取られてしまうかもしれません。
Espresso Diary@信州松本の斉藤さんが、ブログで散々「外向きに」と強調しています。
Espresso Diary@信州松本:戻る新興国の株価。内向きな日本は苦しい。
時々思うのは、どうもこの国の中にも、いたるところに温度差が有り、温度が高い所は熱拡散よろしく外へ外へと拡散している気がします。
国全体が外向きになるのも重要ですが、それに並行して(平衡と書くべきですか)内から生まれた熱を逃がさないようにする事も必要だと思います。
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