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再び動き出す、中国の資源戦略

一部報道では、GM救済の為に500億ドルほどの追加出資が検討されているようです。

財務省による巨額の支援を意味し、一部見通しでは最大で500億ドルになるとの見方もある。
>>米政府、GM株の70%取得する見通し=報道

そんな、政府の巨額赤字を見越してか、資源価格の高騰と、新興国の囲い込みが水面下で進んでいます。

中国の鉄鋼メーカーは、英豪資源大手リオ・ティントと新日鉄が合意した鉄鉱石価格の条件を拒否する意向だ
>>中国メーカー、リオと新日鉄が合意の鉄鉱石価格条件拒否へ=業界筋

最近は経済危機の方がクローズアップされている為目立ちませんが、原油や資源はじり高、当の資源メジャーも存在感を増した新興国企業に頭が上がりません。

特にこのリオ・ティント世界的な資源メジャーの一角であり、鉄鉱石に留まらずアルミやウランでも幅を利かせていますから、新日鉄以外のメーカーも苦労しそうです。

日系企業は、不景気の名の下に引け腰ですが、グローバル化の激流に身を置く国とそうでない国の差が出ているようです。
気付いた時には手遅れになりそう。

理経済:資源の行方と日本
理経済:農地争奪戦と水資源
理経済:激流世界

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