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初任給の差は溝の深さ

昨日、野村證券の入社式があったそうですが、破綻したリーマン・ブラザーズの内定者も野村の社員として入社したそうです。
しかし、問題はその給料です。

リーマンが2008年9月15日の破綻より前に既に内定を出していた新卒採用者も1日から「野村の新入社員」となった。野村は彼らに年収で650万円(プラス賞与)を支給する契約を結んだ。一方で、野村側が採用した大卒社員は240万円(同)で、リーマン経由の社員はこの2.7倍の水準となる。

>>野村HD:リーマン採用の新入社員、給与「2倍超」-不和克服が課題

私も昨日入社式でして、色んな説明を受けました。
その中の一つに給与明細があり、似非給与明細を貰いました。
これによると、私の初任給は手当て込みで月約20万円だそうで、野村とほぼ同じです。
一方リーマンは54万円、ボーナスを入れると1000万円程でしょうか。

しかも雇用保険などが天引きされますから、手取りは8掛けの16万と言う所ですか。
週5でアルバイトして親からの仕送りを合算すると、これよりも大きくなりますから、生活水準は就職したことによって寧ろ落ちるんですね。
湯水の如くお金を使っていた学生時代に懺悔、そして両親に感謝

さて、同期の給料でさえ気になってた私ですから、もし私が野村の新入社員だったらかなり大きなショックです。
おそらく野村の人もそうでしょう。
しかも破綻した会社からの流れ者ですから、いわば落ち武者です。

同じ新入社員の立場としては、「いずれ同じにするから」とか「いきなり結果を出すことを求められる」とか言われても、女々しいかも知れませんがやはり遠ざけてしまいます。

就活のバカヤロー」によると、今の学生は人間関係を重視するそうですから、リーマンの新入社員としても、同期から白い目で見られ続ければ居辛くなるでしょう。
結局長くは続かないと思います。

「優秀だから」と言っても、破綻した会社の視点で選んだことを考えれば、何所まで使えるのかはちょっと謎です。
長く働いてもらいたいなら、最初は思い切って一緒の給料にして、優秀だったら2,3年目以降に給料を上げた方が無難だと思います。

条件が同じならば「大変だったね」で苦労話で済みますが、今のままだと将来的に大きな溝を作ることになると思います。

優秀な人に高給を与えることに異論はありませんが、中身が分からない時は無理をしない方が、結果としてお互い幸せになれると思います。
特にお金は、一般の人が思っている以上に強い力が有りますから。

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