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勉強しない人ほど内定数が多い罠

就職協定の復活について話題が出ていますが、一年前に就職活動を終えた一学生としての意見を述べます。

就職活動の早期化を防ごうと、文部科学省が「就職協定」の復活を検討している。
>>「就職協定」復活へ議論 文科省、「就活」早期化で

さて、早期化といいますが、私達がどのくらいから就活に動き出したかと言うと、3年生の11月頃からです。
早い人だと9月位からです

去年度だと、11月位になると企業がプレエントリー狙いで、企業の方から勝手に大学に来て簡易説明会が行われました。
また、下旬頃から東京駅周辺の大きな施設に、平日に呼び出され、説明を受けます。

それから2月位まで説明会のラッシュで、2月中旬位から面接が始まります。
ゴールドマン等の外資系は2、3月には内定まで出るそうです。
日系大企業だと3月に本面接が始まり、銀行など面接回数の多いものは毎営業日都心に呼び出され面接を受けさせられます。

私の周りでは平均して30社くらい回っており、多い人は100社を超えるそうです。
私はそれほど熱心ではなかった、と言うか授業を放棄してまで行くのは信じられなかったので10社くらいしか回っていません。
御蔭である会社の面接では、「もっと会社を見ないと駄目だよ」と怒られてしまいました

就職活動中、私が不思議で不思議でならなかったのは、「なぜ皆そんなに時間があるんだろう?」と言うことです。

会社の都合上、説明会は平日が殆どで、一部の合同イベントを除いてほぼすべて平日に行われます。
平日は大学生にとっても平日であり、普通に授業やゼミは有りますから説明会に行ったら授業はほぼ確実に出られません

私も幾つかの授業に出れませんでした。
疑問には思いつつも就職活動をやらない訳にはいかないので、いそいそやっていました。
せめて土日にやってくれれば助かるんですが。
やる気の無い人を篩い落とす為にもそっちの方がいいんじゃないですかね。

具体的な例を考えてみましょう。
仮に30社回るとすると、1社2、3回説明会を開催するとすれば、少なくとものべ60回の説明会の受講をすることになります。
午前午後で一日2社回れればいいのですが、企業間での調整がないためなかなか都合よくはいきません。

仮に50日分都心に行くとすると、この分授業は受けられません。
しかも1月頃に集中する為、テスト前の重要な部分がすっぽり抜けてしまいます。
なんで皆、そんな繁忙期に大学をうっちゃって他に行けるんですかね?

そう考えると、大学での学習を放棄しているほど会社の人事課に好かれ、内定が出やすいという事になります。
家で自主学習すればいいのですが、大学の授業は余程の知識や興味が無いと一人では難しいと思いますから、やっぱり勉強していないと思います。

企業から見ると、大学に対する姿勢なんてどうでもいいし、そこでの学習の練度なんて興味無いんですね
だったら高卒や中卒の採用をもっと増やせばいいと思うのですが・・・
大学での勉強を熱心にやりたい人ほど馬鹿を見る現状は、優秀な人材を発掘するという考えに立脚すれば、ちょっと可笑しいと思います。

就職協定が復活したとしても、この辺はなかなか解決はしないと思いますが、少しでも緩和してくれればいいなと思います。

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