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機械と人間

長く勤めたスーパーのアルバイトをついに辞めることとなりました。
4月からは社会人なので、いい加減アルバイトも卒業と言うわけです。

私が辞める数ヶ月前から、ついに全自動のレジを導入しました。
これにより店員はお金を自分で数える必要がなくなりました。
今日はこのことから感じた、作業の機械化の善し悪しについてです。

さて、レジが自動化すると色々便利なことが有ります。
一番大きいのはレジロスがなくなることです。

レジロスとは、金銭授受におけるヒューマンエラーです。
1万円受け取ったのに5千円と間違えて勘定する兵もいますし、お釣のお札を1枚間違える人もいます。
皆さんもお釣を貰う時はよく確認してくださいね。
自分の為にも店員の為にも。
これは売価違いと並んでクレームの原因になりやすい為、店側も頭が痛い問題でした。

これを解決する為に導入されたのが、自動レジです。
店員が商品を登録し、お金を入れると勝手に計算しつり銭を出す優れものです。

お客さんは珍しがって面白がってくれるのでいいのですが、これが結構曲者です。
折れたお札は受け付けない為、ちょっとのしわも伸ばさねばなりませんし、油を吸って重くなったお札や曲がった硬貨は受け付けません。
更に硬貨の計算は1枚ごとなので、50枚×3個+5枚等のような計算が出来ません。

特に問題なのはメンテナンスに異様に時間がかかることです。
ここで言うメンテナンスとは、システム上のトラブルに対してではなく、つり銭の準備や売上の点検などです。

機械ですから初期設定が有ります。
レジをオープンする時に、初期設定と一致しないとエラーが出ます。
この初期状態にする為には、札も硬貨も一枚一枚カウントして調整する為、時間がかかります。

アルバイトは時間給なため、時間がかかればかかるほど、店の営業利益を押し下げます。
売上に換算するとかなりの額になります。
多分レジロス以上です。

また、人間と違って成長しません。
人間には「なれ」があり、作業を繰り返すごとに上手くなっていきます。
統計的にも学習曲線(Learning curve)と言うものが有り、広く知られています。

Learning curve

初心者も扱える一方、メンテナンスに時間がかかる事はいつまで経っても変わりません(勿論人間側の作業は早くなります)
時々、「5年使えば元が取れます」と言うような機械のCMが有りますが、これはメンテナンスにかかる費用を考慮していないでしょうから、鵜呑みには出来ません

日本は世界に冠たる機械化大国、ロボット大国です

アマチュアサイエンティスト:特許でも日本はロボット大国

しかし、その効率性や利益率は、あまり議論されていることを聞いたことがありません。
また財務諸表を見る限り、そんなに効果が上がっているようには思えません。

雇用云々、技術云々も大事なんですが、人間がやったほうがコストカットになる場合も有ります。
機械化も一長一短というわけです。

人間と機械の比率の最適解を求めることが、お互いにとって一番幸せなようです。

そういえば、機械系の映画でべクシルと言う映画が有りましたね。
私は結構好きな作品です。

「ベクシル-2077日本鎖国-」通常版 [DVD]
エイベックス・エンタテインメント
2008-01-25
平均評価点2.5

by [Z]ZAPAnetサーチ2.0

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