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テレビの行方

最近、同人作品だった東方Projectが、今度は同人アニメになって販売されています。
しかも、ニコニコ動画などに(勝手に)上げられてしまい、半ばネット配信です。
しかも同じ作品が複数上がっています。

時々削除されている所を見ると、ネット配信は製作者も頭が痛いんですね。
同じ同人仲間にやられています。
売れ行きが良すぎて生産が追いついていないのも大きそうです。

元々ゲーム自体ZUN(通称:神主)氏一人で作ったものですが、このアニメも3人+声優で作っており、原価は相当安そうです。
人間の絵の作りが若干荒い気もしますが、ユーザーが気にしていないようなので、問題ないでしょう。

東方二次創作同人アニメ 第一話・夢想夏郷 A Summer Day's Dream(初回限定版DVD-BOX) - 舞風(MAIKAZE) -

声優一人頭5万円として9人なので45万円、DVD-Rと箱で一組300円とすると、一本3000円のDVDが1万本売れたとして2655万円です。
著作権はただですから利益率はかなり大きいですね。

再生数に対する販売本数も少ないでしょうから、削除された分も含め、3人に一人が買えば12,3万本くらいでしょうか。
Youtube等、勝手に翻訳されて海外配信までされてますから、これ一作品の第一話だけでかなり儲かるのではないでしょうか。

フジテレビの営業利益が240億円ですからこういったものが2、300本出れば大手並になります。
1作品12話構成にすればさらに種類は少なくて済みます。

こうなると「テレビ」という媒体の存在価値がよく分かりません。
テレビの場合、放送に際してガッツリお金を取られ、「DVDで回収してください」と言われるそうです。
アニメのDVDが馬鹿高いのはこの性なんでしょうね。

作品を全世界に殆ど無料で配信できるならば、もはやテレビは必要ありません。
個人レベルでも良作品を生み出し、世に示せるのです。

完全になくなるとは思いませんが、その影響力は嘗ての映画やラジオがそうであったように、どんどん衰退していくと思います。

コンテンツを充実させる、ネットに上げられないような大容量の作品を放送するなど、時代にあった変革をしないと、未来は暗いと思います(ただし、ネット会社もGoogleのように「儲ける仕組み」を早急に作る必要がありますが)

可能性があるのは有名俳優、芸人を使ったドラマやバラエティ、個人には作れないドキュメンタリーですかね。

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