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国際学力テストの結果と特許数

国際学力テストの結果が出たようです。
理系の私としては、理数系のの成績が下がらなかったのがちょっと嬉しいです。

国際教育到達度評価学会(IEA、本部オランダ)は10日、小学4年生と中学2年生が対象の国際学力テスト「国際数学・理科教育動向調査(TIMSS)」の2007年の結果を公表した。日本は中2の理科が03年の前回調査の6位から3位に上昇、数学は5位で横ばいだった。
>>日本の小中学生、理数学力横ばい 国際学力テスト

文科省はこの結果に満足しているようで、「学力低下には歯止めがかかったと考えている」とのことです。
その昔、似たようなPISAのテストで失敗しましたから、及第点なのでしょう。

ドイツのPISAショック

今回の結果が実力なのか運なのかはよく分かりませんが、全体的には順位が下がる傾向にあるような気がします。
新興国の追い上げは馬鹿に出来ません。

私は、ゆとり教育がどうと言うよりも、受験制度に問題があるため成績が伸び悩むのだと思います。
現在の受験、特にセンター試験は暗記に偏りすぎている気がします。
暗記は大事なのですが、数学Ⅲの微積問題を筆頭に少し行き過ぎています。

以前、PISAテストの数学の例題を見たのですが、どちらかと言うと文章題による解釈論的なものでした。
それが問題のすべてかどうかは分かりませんが、大きい部分を占めているような気がします。

大学に入りたての数学、物理学科の人々が躓くのは、高校で暗記すれば点が取れるという状態が常態化しているからなのではないでしょうか?(ちなみに、それ以外の理系学科は何とかなります)

この手の解釈論的知識は、大学やそれ以上のものを求められる場所で大きく関わると思います。
特許など、新しい発想にはこのような解釈論が必要なのではないでしょうか?

日本企業の特許数も少々伸び悩み気味で、韓国のサムスンに抜かれています。

IFI Patent Intelligence Announces 2007’s Top U.S. Patent Assignees

米国での特許取得ランキング発表、2007年はマイクロソフトが躍進

大学と高校の交流をもっと深め、受験制度や講義も含め、もっと自由に考えられるような体制が必要だと思います。

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