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CFD取引について

10月頃からCFD取引(Contract for difference、差金決済)なるものが巷を賑せているようですが、金融工学をやったものとして、この商品について一言、言いたいと思います。

私はその昔、このCFD取引のデモトレードをやった事が有ります。
確か1年と少し前くらいに、ひまわり証券から、「今度CFDという商品を新設するからデモをやってみないか」という旨のメールが来たので、何はともあれやってみました。

結論としては、正直、あまりお薦め出来ません
金利負担が馬鹿になりません。

この商品は「海外の株式、指数など広範にわたって投資できる」、「レバレッジが掛けられる」、「24時間取引可能」等魅力的な言葉がならんでいますが、それにも増して、金利による支払が物凄いです。
例えるなら、FXのマイナススワップが常にかかっている様なものです。

当時、原油が80$くらいだったのですが資源には注目していたためシェル(RDS)を購入しました。
他にも、ボーイング(BA)とアップル(AAPL)、DJ欧州指数などを購入しましたが、この内一度でも黒字が出た銘柄はアップル一社だけでした。

と言うのも、金利負担があまりにもきついため、一日でも株価がもたつくと、一気に損が大きくなってしまうのです。
そのため数日単位で売買するスイング・トレードでは、すぐに赤字が黒字を追い抜いてしまいます。

「FXと同じで限月が無い」という解説をしているサイトも有るようですが、この商品はそもそも長期投資どころかスイング・トレードにも向きません(そもそもFXは直物であり期限が有ります)
まさしくデイ・トレーダー専用の商品と言えます。

また、仕組みが分かり難い点も気になります。
一番詳しく書いてあるサイトでもこの程度です。

証券CFD取引講座

「限月が無い」わけではなく、勝手にロールオーバーされているんですね。
この点についても触れているサイトは見かけませんでした。

色々魅力が語られていますが、私なら手を出しません。
どうしてもやりたい人は以下のサイトを熟読することをお勧めします。

外国株ひろば (米国株、欧州株、CFD取引、シリコンバレー、ウォール街)

なお、どうしても海外投資したいなら、海外に口座を持った方が結果として安上がりだと思います。

以前調べて分かったのですが、パスポートの認証はシティが、少なくとも同行海外口座に関しては、ただで、ただでたーだーでやってくれるそうです。
近くの弁護士に頼もうとしたら1回5万と言われました(最近では市場原理のためか5千円くらいでやってくれる所もあるようです)
外資さまさまですな。

追記
もっと詳しいサイトを見つけました。

CFD(Contract For Difference)について(1)- CFDとは

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