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アメリカの保護主義懸念について

オバマが当選して以来、米大手自動車企業、俗に言うビッグ3が救済されるのか否かで、話題が持ちきりです。
仮に、政府が彼らを救済した場合、いわば国内企業を贔屓することになるため、各国から非難の声が相次いでいます。

私はビッグ3の一角が潰れる、又は強制合併されると考えています。

オバマの支持層が労働者であるため、彼らを切り捨てる政策は政権にとって賢い選択ではないでしょう。
さりとて、体力的に弱っており、今後も復活する見込みが少ない彼らに、手厚い処置をしすぎるのは財政の面でも外交の面でも得策ではないでしょう。
よって、間を取って見せしめに一社位吊し上げて、その後止むを得ないと言う形で資金繰り支援をすると思います。

さて、短期的にはこんな感じでしょうし、これはエコノミストや経済番組でも似たような事を要っています。
当ブログはあくまで長期的な観点からの物言いなので、長期的な意見を述べます。

結論としては上記のものと同じですが、考え方が違います。

先日述べたように、今は金融危機といわれていますが、米国債バブルの真っ最中です。米国の借金は04年には7兆3547億USDに達し、さらにここ最近の金融危機に伴う救済金や、フレディマックなど準国営企業の借金でてんやわんやです。

これだけの借金を自国内で賄う事は難しく、海外への国債の発行によって帳尻を合わせています。

つまり、米国は特に海外からの借金によって成り立っているのです。

今までは、諸外国がアメリカに借金をさせ(というかアメリカが金をせびり)、自国の製品を買わせていました。
米国にとっては輸入超過です。
そして儲かった金を米国に貸していました。
持ちつ持たれつで今までやってきたわけです。
これが所謂双子の赤字(の片割れ)の循環です。

しかし、米国がやばくなると、彼らは更なる借金を要求されることになります。
おかげで海外の米国債保有額は上昇傾向に有ります。

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アメリカにとって最も問題なのは雇用でもなければ金融機関でもなく、アメリカ自身の資金繰りなのです。

ですから、金の出し手である海外勢から、反感を買うようなマネは、したくても出来ないと思われます。
ちなみにイラク戦争の時は日本が買い支えていました。

よって、強い保護主義は取らず、止むを得ない雰囲気を醸し出してから、救済措置を取ると思われます。

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