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2008年11月

次世代型原子炉、ESBWR

米大手原発会社エクセロンは、GE・日立連合の開発した次世代型原子炉、ESBWRの採用が見送られるようです。

米原子力発電最大手のエクセロンが日立製作所と米ゼネラル・エレクトリック(GE)連合の次世代沸騰水型軽水炉(ESBWR)の採用見送りを検討している・・・(中略)・・・次世代炉はモーターを使わない自然循環炉

>>GE・日立の次世代炉採用見送り検討 米原発大手エクセロン

個人的に気になったのはエクセロンではなく、原子炉なのにモーターを使わないと言うことです。

原子炉の構造は、蒸気機関の延長であり、今まではモーターが無いと発電できませんでした。
この原子炉はいったいどういう原理なんでしょうか。

ただ、GEのページでESBWRの原理が載っていたのですが、普通にタービンを使っていました。
記事がどういう意味で言っているのかとても気になります。

Exelon Corp. ○(ティッカー:EXC)
特色:原子力発電大手
連結売上高(2008/11/29)
1兆9千億円
時価総額(2008/11/29)
3兆7千億円
株価
$56.21

Exc

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霧が晴れ始めた

金融危機によって、株式市場などあらゆるマーケットに霧が掛かっていた状態でした。
多くのアナリストが枯れた柳にビビり、色々煽るものだから一般人にまで恐怖が感染し、世界中が大混乱になりました。

しかし、今週の欧州株や米国株はかなり堅調で、久々の良いニュースとなりました。

欧州株式市場ではダウ欧州株価指数が5日続伸。・・・(中略)・・・同指数は週間ベースでは過去最大の上げとなった。

>>欧州株(28日):ダウ指数、5日続伸-週ベースでは過去最大の上げ

米国株式市場は短縮取引で薄商いとなるなか上昇。米政府や連邦準備理事会(FRB)が今週発表した金融対策への期待に押し上げられ、S&Pは週間で少なくとも1980年以来の大幅な上昇を記録した。

>>ダウ平均5営業日続伸、S&Pは週間で1980年来の大幅上昇

今後もおそらく、世界同時株安のようなことも何度か起こるでしょうが、頻度は少なくなっていき、やがて霧は晴れると思います。

相場の格言で「落ちたナイフは拾うな」と言いますが、もう少しすると拾えるようになりそうです。

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国債保有者の不思議

日本国債を大量に保有しているゆうちょ銀行が中間決算を出してきました。

日本郵政が28日に発表した2008年4-9月期決算によると、連結純利益は2225億円となった。傘下のゆうちょ銀行の純利益(単体)は1501億円とグループ全体をけん引した。世界的な金融混乱の影響を受けにくい国債中心の運用が寄与した。

>>日本郵政:08年4-9月連結純利は益2225億円-ゆうちょ銀けん引

記事にあるとおり、ゆうちょ銀行はその構造から、日本国債を大量に保有しています。
株価と国債価格は逆相関であることが多いため、株価の下落が逆に寄与したんですね。
通期見通しを上方修正しています。

一方で、同様に国債を大量保有しているはずの公的年金が、4-9月で損失を出しているようです。

公的年金の積立金を市場運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は28日、2008年度上半期の市場運用利回りがマイナス3.13%になったと発表した。・・・(中略)・・・7―9月期の運用成績が4兆2383億円の赤字(利回りはマイナス4.42%)に落ち込み、4―6月期の1兆3042億円の黒字(同プラス1.41%)を打ち消した。

>>公的年金、上半期運用利回りマイナス3% 損失、最大の2.9兆円

国債の価格は4月初めから9月末までに若干値下がりしています。

長期国債利回り(利回りなので、高くなるほど国債は値下がりしたことになります。)

同じような運用をしているはずのゆうちょと年金が、何故こんなに利回りに差が出るのか不思議でたまりません。
プロとアマの差と言うことなのでしょうか?

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ECBこそ懺悔すべき

イギリスの中央銀行の委員が利下げのタイミングを間違えたとして、
英ガーディアン紙とのインタビューで懺悔しています。

イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会のブランチフラワー委員は、英国の政策当局は金融危機を防ぐためもっと早く金利を引き下げるべきだった、との考えを示した。

>>英中銀は危機防止に早く利下げすべきだった=委員

しかしそれでも、イギリス中央銀行は早々と利下げに踏み切っていました。
土地価格が高くなっていたということも有るのでしょうが、十分及第点だと思います。

それよりも問題なのはECB(欧州中央銀行)です。

ECBは当初、「欧州圏は金融緩和の必要性はなく、むしろインフレに対して取り組むべき」として、ずっと金利を据置いていました。
EU内部の先進国は景気に陰りが有りましたが、一方新興国はインフレに頭を抱えていました。
民主主義の悪い所がもろに出て、ずっと利下げしないどころか、利上げまでしていました。

やっと最近になって利下げを始めましたが、少々遅すぎです。
既に事態は深刻化しています。

「遅すぎた」と言う言葉は、ECBのトリシェ総裁以下、委員たちの口から出るべきだと思います。

著名投資家、ジム・ロジャーズが言うように、ユーロはそう長く持たないのかもしれません。

ジム・ロジャーズ情報ブログ:ユーロはこの先15-20年はもたないだろう。

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バフェットがまた儲けたようです。

バフェット氏:金融株の選好が奏功、好成績-サブプライム銘柄排除

バークシャーの金融株投資のパフォーマンスは今年7-9月(第3四半期)に、プラス36%を記録。これに対し、S&P500金融株指数はマイナス0.1%だった。
>>Bloomberg

投資王ウォーレン・バフェットの率いるバークシャー・ハサウェイがまた、儲けたようです。
株価のほうはあまり反応していないようですが。

この方は、不景気になると名前をよく聴くようになる人です。
1年くらい前は、ニュースや一般人の口から彼の名前が出ることはありませんでした。
不況こそ彼の独壇場と言うことでしょうか。

いつの間にかWikipediaの彼のページも充実しています。

Berkshire Hathaway Inc.○(BRK-A)
特色:バフェット率いる保険会社。実態はバフェットファンド
連結売上高(07年度)
1112億USD
時価総額(2008/11/26)
1481億USD
株価
96,000USD

BRK-A

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まあ、そうなりますよね

AIGのCEOは給与1ドル、幹部のボーナスもカット

最高経営責任者(CEO)が、経営陣の自主的な報酬削減の一環として、年間の給与を1ドルとすることに同意した。
>>CNN

まあ、当然ですかね。
なんせ1500億ドルもの公的資金をうけ、FRBからも多額の与信枠を貰っているんですから、給料くれとはいえないでしょう。
首にならなかっただけでもありがたいと思うようでなければ。

ちなみに退職金も出ないそうですが、今まで随分貰っているみたいですから、問題ないでしょう。

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やはり資源は割高だった

BHPビリトン、リオ・ティント買収を断念

英・豪系資源大手BHPビリトン(BHP.AX: 株価, 企業情報, レポート)は25日、同業リオ・ティント(RIO.AX: 株価, 企業情報, レポート)に対する買収提案を撤回すると発表した。
>>ロイター

やはりこうなりましたか。

皆が注目してくれている時に、調子に乗って大出費すると碌な事にならないということですね。
当初は1400億ドルと言う巨額でしたが、リオ・ティントの時価総額は今や320億ドルに急落しています。

買収にあたってもちゃんと時期を考えないといけないと言うことですね。

世界四季報:M&Aランキング

RIO TINTO PLC ADS(RTP)
特色:世界的な資源メジャー
連結売上高(2007年度)
297億USD
時価総額(2008/11/26)
330億USD
株価
101USD

リオ・ティント 株価

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流れが変わった?

最近、株式などの市場の流れが変わったような気がします。

特に10月ですが、ここ一年くらいは数%の下落と上昇を繰り返しており、荒れた相場展開でした。
マーケット開始30分で急落急騰をするのが日常化しており、5%の下落が普通に感じる位でした。

しかし、最近は2,3%程度の上げ下げに留まることが多く、少し安定化したように思えます。
良い兆しなんですかね?

それにしても今日のココログは、重いですね。
いつも重いんですが、今日は輪をかけて重い気がします。

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ビッグマック指数は正しいのか?

最近為替が円高にふれているため、海外オークションをよくしています。
アリババeBayなど、インターネットが普及してくれたおかげで、海外とのやり取りも簡単になりました。
取り合えず、英語のメールが出来ればある程度何とかなるようです。

今回のブログは「購買力平価仮説の中にあるビッグマック指数が本当に正しいのかと言うことです。

ビッグマック指数とは「世界中どこでもビッグマックの値段は同じはず」というものです。
マクドナルドのビッグマックは世界中に有り、味も材料も何所でもほぼ同じです。
以前、英国に短期留学した時、一番日本を思い出させてくれる味はマクドナルドでした。

ですから、どの国の通貨で見ても同じ値段になるはずと言うことです。

例えば日本でビッグマックは280円くらいです。
米国では一個$3.22だそうですから、1ドル=96円として、円換算すると309.12円になります。
少し高いです。
ですから、もし1ドル=87円になれば、日本でも米国でもビッグマックは大体同じ一個280円と言うことになります。
このような状態を、「円が(非常に)弱い」、「(激しい)円安ドル高」、「(円が)割安」などと言われます。

ちなみに最近は円高になり随分是正されましたが、07年ごろは全体的にかなり日本のビッグマックが安かったく、円が割安でした。

「ビッグマック」が一番高い国はアイスランド、日本は何位?(ナリナリ.コム)

確かに、現在円高基調であり、ビッグマック指数の示す値に近づいています。
しかし、この指数、本当に正しいのでしょうか?
ウィキペディアにも駄目だしされています。

たった1品目では厳密な比較ができない事はいうまでもない。
>>Wikipedia

実際、あまり正しい指標ではありませんが、最も重要な欠陥は人間の動きについて言及が無いことです。

経済学では、「相場よりも安ければ買われ、高ければ売られる」と言う考え方が有ります。
ビッグマック指数もこれが根底に有ります。
円が割安になれば円が買われ、旅行者によって国内のビッグマックの売上が増えるなどと言うことになります。

しかし実際問題として、確かに円安の時オーストラリア人や欧米人が大挙して日本に来ましたが、そこまでいっぱい来たわけではありません
06年の世界目的地ランキングで東京は51位です。
割安割高だからといって皆が飛びつくわけではないのです。

現在円高に振れていますが、円高だからといって海外旅行が増えるわけでも、輸入が特別増えるわけでも、個人が海外オークションに参加するわけでもありません。

結局、このような「安ければ買われ、高ければ売られる」というメカニズムが上手く機能しないため、ビッグマック指数はあまり正しくならないのです。

追伸
最近、株価や資源の急落をうけて新規参入の個人投資家が増えているそうです。

株安を好機に個人投資家が急増 10月のネット証券口座開設数は前月から2倍に
>>Yahoo!ニュース

日本人はお祭り好きなためか、よく割高な株や資源、為替を買って大損していました。
バブルに踊り、サブプライムに踊り、新興バブルに踊った日本人も学習したものです。

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日本の関税

今日のWBSの「農業再生」を見て驚いたのですが、日本の穀物の関税は1000%超の物があるなど、極めて高い関税がかけられているそうです。

以前、小麦の値上げの際に、小麦の関税について調べたので、非常に高い関税がかけられているのは知っていましたが、他の穀物は1000%と言う凄まじい関税が掛かっているのは驚きです。

あわてて税関の貿易統計局のサイトを調べた所、様々な関税の統計が出てきました。

これによると、外国産の精米は基本402円/kgですから、オーストラリア産のひえ米は1kgで1300円なので約45%の関税と言うことになります。

このニュースのデータが何所から出てきたのかは知りませんが、何れにせよすごい額です。

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シティに大盤振る舞い

米政府がシティグループ救済、不良資産保証・優先株取得へ

同社が保有する高リスク資産3060億ドルに多額の損失が発生した場合、損失の大半を政府が肩代わりするほか、先に実施した250億ドルの資本注入に加え、新たに200億ドルの資本を追加注入する。

>>ロイター

えらい破格の条件ですね。これを受けてシティ(ティッカー:C)の株価は時間外で60%ちかく上昇しています。
時価総額2兆円の会社に約2兆円の追加出資に加え、リスク商品も買い取ってくれるそうです。

不動産は大体3分の1くらいが支払不能になると見られています。
今、高リスクなのはおそらく不動産がらみのものでしょうから、単純に考えると、約10兆円くらい損が出ることになります。
そのうち最初の約2兆9千億円はシティの負担ですから、約7兆円の追加出資は政府も覚悟していると言うことなのでしょう。

公的資金70兆円で足りるんですかね?

CITIGROUP INC(NYSE: C)
特色:世界的な商業銀行
時価総額(2008/11/21)
約3.3兆円
株価(2008/11/21)
$5.90
シティ 株価

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危機とはそういうもの

FRB議長、サブプライム問題で判断ミス認める=米誌

12月1日号の米ニューヨーカー誌によると、バーナンキ連邦準備理事会(FRB)議長は、サブプライムローン問題に関して、金融セクターに与える影響を当初過小評価していたことを認めた。

>>ロイター

多くの場合、バブルにせよ危機にせよ、初めは軽視されるものです。
例えば80年代の日本のバブルの時も、一部ではバブルだとの声も有ったようですし、PERも平均で70倍程有りましたが、崩壊するまであまり問題視されなかった様です。

往々にして、人間は「今まで大丈夫(駄目)だったんだから、将来もそうなるだろう」と考えてしまうんですね。
最初は、むしろ重要な事ほど軽視されてしまいます。

現在株価も低迷しているわけですが、或いはこれもPBR等重要な指標が軽視されている結果なのかもしれません。
バフェット達のような投資家は、かすかな声をよくよく聞き取り動いているんですね。

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経営人材の不足

週刊東洋経済08/11/22の記事によると、現在営業系役員と経理・経営企画系役員が不足しているそうです。

就職面接の時に経営ヴィジョンを語ってみたら、普通に落ちました。

Cocolog_oekaki_2008_11_23_22_57

ちなみに、人事で有名な元GEのCEOジャック・ウェルチがロイターで色々語っています。

J・ウェルチのビジネス問答

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日本の危機意識について(安全保障編)

先日、アメリカの危機的状況を述べましたが、当ブログは日本の再興を目指すものなので、日本の事について語ります。

日本の報道や企業、有識者達を見ると、どうもどの問題にしても対岸の火事というか他人事のように物事を論じているように思えます。
例えば、現在の国内の不景気も「米国発の金融危機」と述べており、株価の下落企業の倒産も米国の性だとする意見をよく聞きます。

しかし、本当に日本国内には問題が無いのでしょうか?

日本株の昨年の下げ率はワースト2位であり、先進国で唯一、市場平均PBRが1倍割れしました。
震源地より被害の大きい地震なんて有るのでしょうか?

日本人の、日本に対する危機意識について考えてみたいと思います。

今回は少し経済から離れて、国家の大事業である安全保障についての意見です。

皆さんは日本の入国管理システムの権限を誰が握っているかご存知ですか?
スパイやテロリスト、将軍様の息子達を日本に入れないためにも、とても重要なシステムなのですが、実権を握っているのは日本企業ではなく、アメリカ資本のアクセンチュアです。

いくら日米安保が有るからとはいえ、お国の入出国を別の国が管理するのはどうにもいただけません。
しかも、多くのシステム等の落札価格が、たったの10万円とはいくらなんでも不可解です。

国会でも一部の人が疑問を抱いており、質問も出ています。

日本の今回成立した入管法改定法案に基づく、指紋を担当する、指紋などの生体情報に関するソフトウエアを担当する会社はアクセンチュア社です。・・・(中略)・・・これを落札したのは十万円ということでよろしいですね

>>福島みずほ 「行政改革に関する特別委員会」(参議院)

このような由々しき事態について、マスコミでの報道は有った記憶がありませんし、ネット上でもあまり議論された痕跡がありません。

このように、日本人は自国に対して少々関心の度合いが低く、国内からの火の手に対する危機意識が薄い気がします。

当ブログは日本の復権を願うものであり、この国が世界において空気のような存在になる事を、断固拒否するものです。

今回はそのための問題提起をさせていただきました。

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世界中が金策

日本企業に最恵国待遇 首相、ペルーと投資協定に署名

麻生太郎首相は21日午後(日本時間22日午前)、ペルー大統領府でガルシア大統領と会談し、同国に投資する日本企業が最恵国待遇などを受けるようにするための投資協定に署名した。

>>NIKKEI NET

特に新興国についてですが、現在マネーが大量に流出し、大変なことになています。

あのBRICsですら、マネーが先進国に帰ってしまい、猛烈な自国通貨やすに悩まされています。

JPY to BRL

日本円(JPY)とブラジルレアル(BRL)の2年チャートです。
上に行くほど円高レアル安で、10月辺りから急激にレアルが売られています。

日経ネットの関連記事を見ると、ペルーがここ数日で韓中とも似たような協定を結んでいる事が分かります。
現在の信用収縮で、アメリカの景気後退ばかりクローズアップされていますが、やばいのはむしろ、とばっちりを食らった新興国のようです。

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巨象ノキア、日本進出

ノキア、日本で携帯通信事業を計画 ドコモ回線借り来春にも(NIKKEI NET)

携帯電話機世界最大手のノキア(フィンランド)が日本で独自の携帯通信サービスを計画している

世界最大の携帯端末会社ノキアが満を持して日本に攻勢をかけてきました。

CEOのオリペッカー氏は去年の日経のシンポジウムで日本進出を考えていたようですが、少し遅れたようにも思えます。
金融危機の影響も有ったのでしょう。

日本の携帯産業はシステムも端末もガラパゴス化しています。

独自規格が行き過ぎており、世界的に見ると浮いているのが現状です。

ノキアは端末の世界シェアが40%(会社広報談)もあるのですが、日本で見る機会はあまりありません。(端末コードNM)
みんな、PとかSOとかです。

ガラパゴスに巨象が入り込むことで、どのような現象が起こるのか、実に興味深いです。

ちなみに、ノキアのコンセプトビデオがニコニコやYoutubeに上がっていました。

この超技術が本当に出来るのかどうかは置いといて、仮に発売されたら多分買います。

最近は技術系の進歩が早いですから、意外に後20年くらいで出来るかもしれませんね。

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アメリカの保護主義懸念について

オバマが当選して以来、米大手自動車企業、俗に言うビッグ3が救済されるのか否かで、話題が持ちきりです。
仮に、政府が彼らを救済した場合、いわば国内企業を贔屓することになるため、各国から非難の声が相次いでいます。

私はビッグ3の一角が潰れる、又は強制合併されると考えています。

オバマの支持層が労働者であるため、彼らを切り捨てる政策は政権にとって賢い選択ではないでしょう。
さりとて、体力的に弱っており、今後も復活する見込みが少ない彼らに、手厚い処置をしすぎるのは財政の面でも外交の面でも得策ではないでしょう。
よって、間を取って見せしめに一社位吊し上げて、その後止むを得ないと言う形で資金繰り支援をすると思います。

さて、短期的にはこんな感じでしょうし、これはエコノミストや経済番組でも似たような事を要っています。
当ブログはあくまで長期的な観点からの物言いなので、長期的な意見を述べます。

結論としては上記のものと同じですが、考え方が違います。

先日述べたように、今は金融危機といわれていますが、米国債バブルの真っ最中です。米国の借金は04年には7兆3547億USDに達し、さらにここ最近の金融危機に伴う救済金や、フレディマックなど準国営企業の借金でてんやわんやです。

これだけの借金を自国内で賄う事は難しく、海外への国債の発行によって帳尻を合わせています。

つまり、米国は特に海外からの借金によって成り立っているのです。

今までは、諸外国がアメリカに借金をさせ(というかアメリカが金をせびり)、自国の製品を買わせていました。
米国にとっては輸入超過です。
そして儲かった金を米国に貸していました。
持ちつ持たれつで今までやってきたわけです。
これが所謂双子の赤字(の片割れ)の循環です。

しかし、米国がやばくなると、彼らは更なる借金を要求されることになります。
おかげで海外の米国債保有額は上昇傾向に有ります。

Image006_2

アメリカにとって最も問題なのは雇用でもなければ金融機関でもなく、アメリカ自身の資金繰りなのです。

ですから、金の出し手である海外勢から、反感を買うようなマネは、したくても出来ないと思われます。
ちなみにイラク戦争の時は日本が買い支えていました。

よって、強い保護主義は取らず、止むを得ない雰囲気を醸し出してから、救済措置を取ると思われます。

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相変わらずの無責任( ̄Д ̄;;

ゴールドマンが石油に「白旗」(いちカイきゃすと)

「我々は石油のトレーディングに関する全ての推奨を撤回する。」

彼らが「原油は150$だ!」と煽るから急騰したんですが・・・

所詮アナリストは自分の身銭を切っているわけではないので、予想が外れれば知らん振り。日本の証券マンに限らず、こういう風見鶏的なやり方が信用できないんですよね。

まあ、相変わらず多くの人々は彼らのお言葉を信じているようですが。

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CDSもバブル?

高格付け債が相次ぐ-CDS最高値、株暴落の中、今週2500億円も

記事によるとCDS価格が急騰しているそうです。

企業の倒産リスクの尺度であるクレジット・デフォルトスワップ(CDS)指数が最高値を付けた

バルチック・ドライ指数といい、WTIといい、マネーが行き場を探しているような気がします。
元々CDSは株価と逆相関なのでしょうが、或いはCDSの上昇が逆に株価を押し下げているのかもしれません。

アメリカが双子の赤字を垂れ流すことで、今現在ですら米国債バブルです。
一端マネーを吸収しておかないと、このような一極集中型のマネーゲームが暫く続いてしまうでしょう。

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デリバティブはハイリスク?②

続き・・・

さて話の続きの前に、「レバレッジ」とは何かを軽くご説明します。
教科書的に言えば「レバレッジは梃子の事で、少ない資金で大きな取引が出来る」ですが、よく分かりません。
私の言葉で言えば、レバレッジとは「賭けのオッズ、レート、倍率」です。
例えば麻雀で千点1000円をレバレッジ一倍とした場合、50倍のレバレッジと言うことは、千点5万円の超絶レートと言うことです。
この動画のように+10万点で終えれば、最初の2万5千点を引いた7万5千点分の375万円の儲けとなります。
笑いが止まりません(ノ∀`)・゚・。 アヒャヒャヒャヒャ

しかし、負けて点数を失えば2万5千点、125万円の損失です。
麻雀1回で人生が狂ってしまいます。
鼻血も出ませんil||li _| ̄|○ il||li
破綻したリーマンは、30倍、千点3万円のディールを続けていました。
無理がたたったんですね。

では、指数オプションの場合はと言うと、賞味期限(限月)切れの一ヶ月前くらいのもの場合、オプションの値段(プレミアム)は大体200円くらいです。(限月が直近、行使価格と現物の値段が近い場合)

このオプションの値段は、日経平均が10円上がると(正しくは先物が)5円上昇します。
上昇率にして2.5%です。
今の日経平均は8000円位なので、10円の上昇は+0.125%となりますから、2.5÷0.125で20倍のレバレッジ(倍率)が掛かっていると言うことになります。
麻雀で言えば千点2万円です。

しかも、オプションの値段は日経平均が8,000円でも15,000円でも大体同じ200円くらいになります(限月直近、行使価格と現物の値段が近い場合)
ですから、株価が高い時はこのレバレッジは跳ね上がります。
例えば日経平均が20000円なら50倍になります。

しかも、賞味期限が近づき15日前とかになると、100円位で売買されるのでレバレッジは更に高くなります。

このように、オプションは現物の価格が高いと、レバレッジが掛かるので、バブル期は、いっぱい損していっぱい儲けられます。
しかし、バブルが崩壊するとレバレッジが下がり、儲けにくくなります。
バブルが崩壊する時に大損をすると、沈静化しても儲けが出ないので損が埋まりません。
米国の投資銀行(日本で言う証券会社)のモデルはバブル期か安定期にしか通用しないのです。

私がオプションの売買をしていたのは日経平均が16000円位でしたので、レバレッジは常に5,60倍掛かっていました。
当時は、この闇のゲームで体も精神も衰弱してしまい、血便まで出る始末でした。
一日で30%程度の損益が出るのはザラで、一日持ち越すと資産が倍になったり半分になったりする事もシバシバ有りました。
このためダウ平均の動向を見るために朝5時まで起きていることもよく有りました。
調子も悪くなるわけです。

理論的には現資産価格Sが調整されることで安定するのですが、現実にはそうなってはいません。

このように、オプションは勝てば天国負ければ地獄のまさにハイリスクハイリターンの商品です。
おそらく、CDSなどのデリバティブもこんな感じだったのだと思います。
米国投資銀行は30倍程度のレバレッジを掛けていたそうですが、私なら夜に安眠できなくなるので、ちょっと出来ません。
後知恵的ですが、傾くのは当然だったわけです。

銀行は大体12.5倍のレバレッジを掛けています。
この程度が限界ですかね。

なお、日本の地銀は自己資本比率の規制が一時無くなるようです。
・・・先行き不安です。

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デリバティブはハイリスク?①

最近何かと話題のCDSですが、これは所謂デリバティブ、金融派生商品の一種です。
派生商品とは大雑把に言うと、「裏づけが薄いもの」です。

例えば株式は会社の資産や企業活動に裏づけされ、実社会に繋がりがあります。また、国債は国の借金です。
一方でデリバティブは、例えば個別株オプションは「会社に裏づけされた株式」に裏づけされた商品です。
デリバティブはより一般の人からは縁遠いものと言えます。(実際にはもっと身近なんですが)

一般にデリバティブはハイリスクハイリターンで有り、物凄く値動きが荒いです。
私は証券会社の回し者ではないので、デリバティブの広告は証券会社に任せるとして、今回は私は自身が取引した実感、実例から、オプションがどの位ハイリスクかを説明します。
オプションの仕組みなどは色々なブログで書かれているのですが、どんな売買が出来るかは書かれていないようなので。
本当ならCDSの売買を話すべきなのでしょうが、アマはあまり立ち入れない世界なようなので、そこまでは話せませんが、おそらくオプションと同じような状況だったと思います。

さて、オプションのチャートはこんな感じです。

Gc_9 

日経平均コール12月物、行使価格8750円

小さくて見にくいですが、最高値は10/15の1220円、最安値は10/28の200円です。
割合にして-83.6%です。
この間、日経平均は9601.30円から6994.90円へ、-27.1%下落していますから、このオプションは、およそ3倍程です。以外にマイルドです。

ここで注意しなければならばいのは、オプションは狭い所で大きく動き、広い所で小さく動くと言うことです。
私の実感では指数に対して、大体5,60倍のレバレッジが掛かります。

続く・・・

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世界的過疎化(Global Underpopulation)

どのくらい増えるのか?年収別“消費税”
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=662166&media_id=10

日刊ゲンダイなので、まあ話半分で聞いておいた方が良いでしょうが、課題としては大きな問題だと思います。

日本人の平均年収は年を負うごとに減少し、生活必需品の物価は上昇傾向ですから本来若い人に負担を強いる消費税では、なかなか効果は上がらず、それどころか経済学で言う所の消費余剰の無駄な減少を招くでしょう。内需は冷え込み少子化が進むばかりです。

日本証券業協会「年収の分布状況」(P20) PDF
http://www.skkc.jp/pdf/data/h15/nenshu.pdf

オタクという事もあり、個人的には麻生総理が好きなのですが総理大臣としては知識に欠ける気がします。給付にせよ年金支援にせよ若者にツケをどんどん回せば、国家が立ち行かなくなるのは明白です。借金は何所まで行っても借金だからです。減らさないまでも増やさないようでなければ、何れ誰も貸してくれなくなります。

今日のWBSでも統計資料を交えて解説していましたが、日本は教育支援費、年金などのデータから見て「年寄りに優しく、若者に辛い」国だそうです。少子かなのに、相変わらず年金が賦課式(今払った人の総額≒今貰う人の総額)な事からも当然の結果です。(賦課式の場合、利回りは人口増減率に等しくなります)

私は、この国が将来過疎化してしまうのではないかと危惧しています。村が過疎化する理由としては以下のような条件が絡み合って進行していきます。(参考:ウィキ)

①雇用が無い→人口移動
②若者がいなくなる→少子化
③医療、交通等社会インフラが衰退→住み難くなる

現在は村や町などの小集落のみの減少のようですが、海外への行き来や海外住宅賃貸、取得が可能なこの現代、国家の壁は非常に小さくなっていると思います。そうなると、上記の①~③と日本を比べた場合、

①派遣や非正規が多く、失業率が増加傾向
②政策的に少子化を奨励気味
③医療現場や介護現場、教育現場が衰退

となっており、過疎化する条件が揃っている様に思います。現在深刻で無いのは、町村よりは国、言語の壁が大きいからだと思います。ついでに言えば金融インフラの面でも遅れているというのが実感です。現生の米ドルを保有できるのが新生、シティ等の外資だけと言うのはちょっと遅れています。円高なのに、日本株や国債が動かない所を見ると、障壁の少ないマネーは早々に逃げ出しているように思えます。

長期国債利回り (指数)
http://www.w-index.com/

なお医療現場の若者は相当酷いことになっているようです。

【初音ミク】僻地医療崩壊を歌う

私自身、将来はシンガポール辺りに引っ越そうと思っています。年収の高い人や技術力のある人が他国にヘッドハンティングされる事例もあります。更に就職氷河期世代では、雇用を求めて海外に行く人も出てきています。まるで移民です。

クローズアップ現代:「“就職氷河期世代”夢はつかめるか」
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku2007/0710-1.html

今後は国家を超えた過疎化が進むでしょう。特に若年層の雇用が少ない国は大変だと思います。今政策としてやるべきは給付金や増税ではなく、雇用対策や中途採用の活発化、企業の効率化による集約化が必要だと思います。これらのような少子化対策に繋がるような政策にお金をかけるべきだと思います。

将来も日本人が日本で生活できるような国作りが望まれます。

ミクシィに一度書いたものですが、将来に重要そうなものなので転載しました。

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御挨拶

この度、ブログ「理系済」を開設致しましたなるという者です。以後お見知りおきを。

本当はまず挨拶からするべきなのでしょうが、将来原点に戻れるように一番最初の投稿に方針を書いてみました。
当ブログはバリバリの理系であるはずの物理学生が、文系分野の経済について書いています。
私自身の長期的な視点で現状から考えられる、主に日本を中心とした事柄をつらつらと書いていくつもりです。

あと、今話題の用語の解説もしていきたいと思います。
金融商品は全体的に難しく、なかなか知らない人が読んでも分かりにくいので私なりに噛み砕いた説明をしてみたいと思います。
目標としてはこんな感じ。先物の説明ですが、非常によく分かりました。

こんな感じで書いていくつもりです。まだまだ未熟者ですが、是非是非温かいお目目で見守ってやってください(o^-^o)

最後にブログの立ち上げに多大な協力をしてくださった、世界四季報のsu-Zさんに感謝いたします。アリガトウ!(´▽`)

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所信演説

信条

日本が再び世界で輝けるように、物事を考え抜く。

方針

自身得られ得る知識と情報を使い、最も合理的と思われる結論を世に示し、問題提起をする。

目的、目標

以下の優先順位で物事を考える。

  1. 私個人の視点で今後の中長期(3年程度~)での展望を示す。
  2. 現在関心を持っている短期的(~3年程度)な事象を考える。
  3. 私の現在興味を持っている銘柄、商品の相場観。
  4. その他、最近気になった事、ニュース。

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