最近注目の指数

最近株価が好調で右肩上がりな訳ですが、頭が重い動きも見られます
著名投資家方もS&P500の下落予想や、経済の後退を予想しています。

著名投資家ジョージ・ソロス(86)が米株式市場に対して弱気の見方を一段と強めている。…(中略)…ソロス・ファンドの6月30日時点でのS&P500種株価指数に連動する上場投資信託(ETF)のプット・オプション保有数は約400万口。3月31日時点の210万口からほぼ倍増した。
>>ソロス氏、S&P500種の下落に「倍賭け」

理経済:次の景気後退はいつ? - ジム・ロジャーズの見立

一方で、事実として株価は上昇しているわけで、読み難い相場と言えます。

そんな中、個人的に注目している指数があります。
一つは従前からお話をしている原油です。
一時期に下がりまくったおかげで最近では底堅い動きを見せています

もう一つ、ここ最近注目している指数がVIXです。
1993年から公表されている指数ですが、長期チャートで見ると、現在の水準が歴史的に見て極めて低い事がわかります

VIX指数の長期チャート

世界の株価と為替レート・為替電卓

歴史的に見て最も低い値は10ポイントを少し割る位です(終値ベース)
直近ですと2014年に付けた10.32ポイントです。

では現在どれ位かと言うと12ポイント前後と、かなりの低水準です。
FRBの利上げ懸念から上昇していましたが、利上げなしとわかるとまた急落しています。

この指数は恐怖指数と言う別名からわかるとおり、株価が下落する時に高くなる傾向があります
数式的にはボラティリティを参照するので、下落の時も上昇の時も同じ様に反応するはずなのですが、実際は人間心理のためか下落する時ほどボラティリティが上昇し、指数が跳ね上ります

今後、もし株価が大きく減少するのならば、VIXの値は上昇する事となるでしょうし、反面、これ以上の下落は過去実績から見て、可能性は低いと考えています。

投資していて思うのですが、最大のリスクヘッジは兎に角安く買うor高く売る事だと強く実感します。
良い感じに価格が下がっている現在、私は参入のタイミングを淡々と狙っています。

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日銀の総括検証 - 手のひら返しが酷い

日銀がマイナス金利政策を導入して久しいですが、景気の方はパッとしません。
円安誘導のおかげで旅行者が増え(※)輸出はそこそこ好調な状態ですが、最初に異次元緩和が叫ばれた時の事を思い出すと、随分萎んでしまったなと言う感じです。
※円安誘導も、そもそも製造系輸出業を伸ばしたいという話しだった様な…。

そんな中、これまでの日銀の政策について検証する「総括検証」が実施されるそうです。
経済紙等では、今回の緩和政策の副作用を唱えるエコノミストやアナリストが多い様です。

日銀は20~21日に開く金融政策決定会合で、金融政策の「総括的な検証」を実施する。…(中略)…金融緩和が長期戦となるなか、課題となるのが政策の副作用をいかに抑えるかだ。日銀は今年1月、量的・質的金融緩和に加えてマイナス金利政策の導入を決定。長期金利の低下に拍車がかかり、保険や年金の運用難などで「経済活動に悪影響が及ぶ可能性」(黒田東彦総裁)も出てきた。
>>黒田緩和、枠組み修正へ 日銀20日から「総括検証」

日銀の総括検証

ZDNet Japan:日銀の金融政策を本音で「総括検証」

緩和が開始された当事は随分持て囃されましたね。
ノーベル賞を取ったクルーグマン氏も緩和を絶賛していました。
最近では予想が外れて凹んでいる様ですが…。

さて、日銀の金融緩和の良し悪しについても興味のある所なのですが、それよりも個人的に頭に来るのが、緩和当事に賞賛しまくっていた、あるいは過去に緩和が少ないと叫んでいたアナリストやエコノミスト達の手のひら返しです。

当ブログでは、従前より今の様な異常な金利低下を推し進める事について懐疑的な意見を投稿しておりました。

理経済:金利を下げるデメリット
理経済:黒田総裁の誤算

古い投稿ですと2009年頃から低金利の弊害について書いていますが、当事は日銀に対して緩和しろとの声が各所から上がっていました。

当事日銀の総裁だった白川総裁は利下げを避け続けていましたが、その結果政府だけでなく経済人からも緩和しろと責められ、四面楚歌状態でした。
周りから馬鹿にされているという悲しい状態で黒田総裁に交代させられ、今の緩和路線に入ったわけです。

しかしその経済人達の指示に従った結果がこれです。

もし、当事彼らの言う事を聞いて、何か商品を買っていたのなら、おそらく結構な損をさせられていたのではないでしょうか。
うまく売り逃げられていたなら良いのでしょうが、失敗した方は酷い目にあっているのではと推察します

私の考えとして、金融情報サービスはお客を儲けさせてナンボだと思っています。
売る時は調子の良い事を言って、旗色が悪くなったら逆の事を言ってお客の損など知らん顔というのはあまりに酷いです。

お客は口八丁手八丁で何とかなるのかもしれませんが、それも酷い話です。
ただの早耳だけで、お客を儲けさせられないのなら、そのアナリストのポジションを変えた方が良いでしょう。

まあそれを選ぶのもお客の自由なので、多くは口出しできませんが、損ばかりさせられたお客達は、もう商品を買ってくれません。
貯蓄から投資へと言っても中々投資に移らない一つの理由は、過去に散々損をさせられながら営業マンに逃げられたとか、そういう人が身の回りにいたからなのではと思っています。
それがすべてとは思いませんが、結構影響はあるのではないでしょうか。

こんな後だしジャンケンの様な分析は混乱を招くだけなので、しないで欲しいですね。

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九州・ドライブとダムの旅 2日目 - 熊本ダムめぐり

九州旅行2日目。
2日目は熊本から大分へ横断ドライブです。

理経済:九州・ドライブとダムの旅 1日目 - 熊本観光

天草を早朝に出発し阿蘇山へ。
大分に抜ける為+阿蘇山にあるラピュタの道を見に行きました。

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見に行くつもりだったのですが、曲がる道を間違えて阿蘇山外周を周るだけとなってしまいました(涙)
まあ、他も良い風景だったので良かったのですが、こういう↓風景を見たかったです。

なお、先日の地震で崩落してしまい、無残な状態になっているそうです。
早く元のようになり、立ち直ってくれる事を祈ります。

そのまま細い道を進むこと1,2時間。
日本一美しいダムといわれる白水溜池堰堤、通称白水ダムへ。

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なにげに重要文化財だそうです。
う~ん、天気が良かった事もあり、白が映えて美しいですな。

白水ダムを堪能したので、次は廃墟好きな人が来ると言う沈堕発電所跡を目指します。

途中、原尻の滝に寄って昼食をとりました。
ここは観光客が多く、メジャーな場所のようです。
幅の広い滝(滝群?)があり遠い所から写真を撮ると雄大な感じになります。

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原尻の滝から30分位走って沈堕ダム・発電所跡に到着。
なぜかカーナビに表示されず、道があっているか不安でしたが、何とかなりました。

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廃墟好きには有名だそうで、私もそういったサイトで知りました。

かつて九州電力の水力発電用のダムがあったそうですが、別の発電所が出来た為、その役目を終え今の様になったのだそうです。
他の方の写真を見ると、晴れた日より小雨の位の方が雰囲気があっていいですね。

廃墟の風景:沈堕発電所跡

日も落ち始めましたが、時間があったので、予定を前倒しして由布院の「フローラルヴィレッジ」へ。
前の投稿で紹介して以来、行くタイミングを狙っていましたが、今回の旅行で行く事ができました。

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メルヘンなだけあって、色々な動物がいました。
個人的にフクロウがとても良かったのですが、写真は撮れませんでした。
残念。

温泉に入り宿のある別府へ。
食事をして就寝。
2日目終了。

続く…

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エタノールの燃料電池 - 日産の技術力停滞が露呈

日産がエタノールを使った燃料電池を作るそうです。

日産自動車は6月14日、バイオエタノールで発電した電気で走行する燃料電池システムの技術発表を行った。希少金属や高圧の水素タンクが不要なため既存の燃料電池車よりも低コスト化が可能で、2020年頃の実用化を目指すとしている。
>>日産、エタノール燃料のFCV技術「バッテリーEVの苦手領域をカバー」

日産のバイオエタノール型FCV

Response:日産、バイオエタノールから発電した電気で走行する新燃料電池システムを発表

これは日産のFCVに対する技術的な遅れが露骨に出ている発表だと思います。

そもそも何故FCVが水素やメタンなどを利用しているのでしょうか
いくつか理由はあるでしょうが、一つは食料との競合があるからでしょう。

2007年~2008年頃、原油が高騰した事を背景にガソリンより割安なエタノールに需要が集中しました。
その結果、エタノールの原料であるサトウキビやとうもろこしの価格が高騰しました

さらにとうもろこし等が高値で売れる様になった事から、大豆農家など、別の作物を育てていた人々もとうもろこし等を作る様になってしまいました
この為、エタノールの材料だけでなく、その他の食料品にまで価格高騰が波及してしまったのです。

その後、アラブの春などの抗議デモや暴動が新興国に蔓延する事となります。
この余波はイスラミックステート等のテロ行為にも派生しています。

食料品価格高騰を一因とする各国の抗議運動や暴動

農林水産省:国際的な食料需給をめぐる動向

もちろん、エタノールを使う事がすぐさま世界情勢を不安定化させるとは言いませんが、大きな影響を及ぼ事はまず間違いないでしょう。

またエタノールを使うと、上述の理由から世界の人口や食糧需要次第で燃料価格が振り回される事になり、ガソリンの二の舞になります。
水素だと、食べられないのである程度安定するでしょうが、エタノールはそうは行きません。

テロの助長をした挙句燃料価格が安定しないのでは、使う意味がありません
各社がエタノールを使わない理由の一つはここにあるのではないでしょうか。

そして、日産がこれを進めるのは技術力の遅れを叫んでいる様にしか見えません。
これだと、開発しない方が世の為人の為になってしまいます。
遅れてはいても、水素系の燃料電池の開発に注力するか、撤退をすべきだと考えます。

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芝浦工大が孫育て用哺乳瓶を開発

段差に強い車椅子を作った芝浦工業大学が、また新しい商品を開発しました。
その名も「ほほほ ほにゅうびん」だそうで、お年寄りでも使いやすい形状になっています。

芝浦工業大学デザイン工学部デザイン工学科の女子学生と橋田規子教授がBABAラボと共同でデザイン開発した、目盛りが見やすく指にフィットして持ちやすい新しい形の哺乳瓶「ほほほ ほにゅうびん」が商品化されました。近年、共働き家庭の増加と保育施設の不足を背景に「孫育て」の機会が増えている高齢者と赤ちゃんの安全を考え、哺乳瓶の落下事故や計量ミスを防ぐ工夫を施した、今までにない視点でのデザインとなっています。
>>シニア世代の育児参加を促す 孫育て用 哺乳瓶 が商品化されました

ほほほ ほにゅうびん  2

COLOCAL:学生がデザイン! 子育てする高齢者に配慮した 哺乳瓶〈ほほほ ほにゅうびん〉
理経済:段差に強い車椅子を開発

BABAラボって(笑)
ネーミングもすごいです。

芝浦工大の商品はアイデア一発な商品が多いですね。
技術的には最先端の○○を使った~という様なものではなく、割と技術科の延長線上で出来そうな商品が多いと思います。

個人的にはとても良い事だと思っています。
兎角、新製品は複雑な新技術や特許が盛り沢山ですが、黒物家電ならいいのですが、こういった身の回りの製品は、意外とちょっとした工夫で売れています

例えば「メロンパンの皮」や「シュレッダーはさみ」もそう言った部類に入るでしょう。
孫の手だって枝の先を曲げただけですし。

真似され易いという欠点はあるのですが、真似される頃には大ヒットしているわけですから、それはそれで採算は取れるかも知れません。
学生にとっても実物が出来るのはモチベーションになるでしょう。

10個出して1個当たるかというヒット率だとは思いますが、続けて行くと良い事がありそうです。

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